10日間の筋肉痛からの喘息
前回の練習から帰宅(車で10分)する頃にはミシミシと筋肉痛が始まっていた私。
昼食を摂りそのまま1時間半ほど爆睡し、起きると更に筋肉痛の範囲は広がり全身にだるさが伴っていた。
結果としてこの筋肉痛は指や頸にまで広がり、全て消えるまで10日間を要した。
折角絶好の練習場を見つけたのだが、毎週末が来るたびに(今日も練習に行こう)と頭が思うと(嫌だ…怖いよ、行きたくないよ)と心と体が全身で拒絶して布団から出られない現象が起こり始めていた。
やがて2月の寒さから風邪を拗らせ喘息を発症して吸入器を使うまでに至ったのである。
布団の中で私は考えていた。
果たして私はテニスが本当に上手くなりたいのか?Hさんに会いたいだけなのか?そうだとすれば何故体が動かず風邪まで拗らせているのか?
でもどうしても今は練習に行きたくない
そこで12月頃から目覚め始めたミニスカートを履きたい欲求について考えてみた。
今どんな服が着たい?
どんなものが氣になるの?
SHEINという通販アプリで様々な服を検索し始める。
自分の年齢や世間の目を一切無視して本当にワクワクする服はどんなだろう。
あれこれ物色するうちにふとスコートがないか探すことにした。
…あった。
スコートもワンピース型のテニスウェアもあるではないか。
え?
私スコートが履きたいの?
そうだよ。。。
ぇえええええ!
なんかさ、3月にインドアテニスの町長杯があるでしょ。
冬だよ?まだ寒いよ?
うん、でもさ。
わかったよーーーーー!
私はスコートをポチることにした。
2月は3週間ほど風邪が長引いて練習には行かなかった。
サークルの人が練習を重ねる中、焦る気持ちと練習は暫く嫌だという気持ちの狭間で毎週末を見送っていた。
ダブルスを組む相方にその旨を伝えると
「テニスは一朝一夕で上達するものではないので今は栄養を摂って美味しいものを食べて元気になることだけ考えましょう」とやさしい返事が返ってきた。
心底安心して、週末が来る度に焦る気持ちがなくなった頃、やがて風邪も治っていった。