文系大学院生がJASSOの全額免除に通ったおはなし
タイトルでご紹介した通り、今回は日本学生支援機構の貸与奨学金を借り、全額免除に通ったことを簡単に綴ってみました。
まず借りた時期について、大学院修士2年(M2)から受給しました。
その理由はD進です。
24歳で貯金なしで学業を続けるのはまず不可能だろうということを見越してお借りしました。
金額は88,000円です。
なので88000✖️12ヶ月=約100万円でした。
これ全部いただけるのは本当にありがたい。。
いったい何をしたのかというと
ただ授業を真剣に受けていました。
それだけです。
理系の方なら「はっ?」と思われるかもしれません。
厳密にいうとそれだけではないです。すみません。。
ただ論文を1本だしたくらいです。
本当にそれだけのことです。
ただ文系だったこともあり、フィールドワークに赴く方が多い研究科だったので、少し業績があったのと、研究科自体少なかったということも幸いでいただけました。
ここで、日本学生支援機構のHPより
特に優れた業績による返還免除制度について
の特に優れた業績と評価方法の項目を見てますと
1.学位論文その他の研究論文
2.大学院設置基準第16条第1項に定める特定の課題についての研究の成果
3.大学院設置基準第16条の2に定める試験及び審査の結果
4.著書,データベースその他の著作物(第1号及び第2号に掲げるものを除く。)
5.発明
6.授業科目の成績
7.研究又は教育に係る補助業務の実績
8.音楽,演劇,美術その他芸術の発表会における成績
9.スポーツの競技会における成績
10.ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績
11.その他機構が定める業績
が主な項目です。
うちの研究科は8および9は対象外でしたので、残り9つのうち
1:修士論文をしっかり提出しました👍
7:TAは指導教授の学部生を対象にした授業でサポートしたり、時には一人で100分授業したり、その時の資料を作成したり(このコピーを提出しました)しました
しかしてないな。。。
2年生からなので6はほとんど関係なかったかと、
ゼミと修論の結果と1つの授業のみだったのでGPAは一応4.0でしたね。
なので、研究科さんの方でしっかりと推薦いただけたのかなと、
それとよく他のサイトで見かける「博士課程進学」が決まっていたので、その分プラスになったのかなと。そのあたりは実際に受給してみて結果を確かめてください。
日本学生支援機構さんの奨学金は無利子(1級)なので、金銭面について少しでも必要だと感じているのであれば受給することを勧めます。
実際に使用しなければ、数年かけてその分返せばいいのですから。
僕は進学の際の初期費用がまとまった額が必要だったので、そこに充てました。
文系の方で大学院進学で金銭面に対して少しでも迷っている方がいらっしゃったら、ぜひこの制度を活用してみてください。
学業も研究も真剣に真面目に取り組めば、報われる かもしれませんよ。
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