見出し画像

バイト初日で挫折した話

どうも、ハタガミです。

先日、とある肉体労働のバイトを始めたのですが、初日で辞めることを決意したので、そこから学んだことを話そうかなと思います。

私は前にもバイトをしたことがあり、スーパーの裏方のバイトをしていたのですが、半年ほど続けて、受験を期に辞めました。
そのバイトは、楽という訳ではなかったのですが、許容できる範囲の仕事だったので、続けることができました。

しかし今回のバイトは、初日で無理だなと確信できる職場だったので、就職活動でもこの経験を活かしていこうと思っています。

暗黙の了解

真っ先に、感じたことは、新人への指導があまりにもてきとうだったことです。
職場について、まず社員の方に仕事を教わったのですが、説明が絶望的に下手なのか、そもそも説明する気が無かったのか、とにかくふわっとしたことしか伝えられず、いざ仕事をすると業務内容のコツや注意点を、ほとんど自分で学ぶことになりました。

それだけではありません。その社員が去ったときに、困ったことや分からないことを聞くための先輩となる人を紹介されました。
しかしその先輩だと思われる人は、夜勤明けだったのか開始30分ほどで消えてしまい、誰にも聞けない状況となったのです。マジで焦りました。

そんな中で仕事をするので、当然ミスや分からないことが出てきます。私はそのミスを咎められるのですが、その人は私が新人のアルバイトであることを知らないのか、きつい口調で叱ってきます。

そして最大の問題は、初めの社員の方にはもちろん、私が質問をしても一切教わらなかったような暗黙の了解について、叱られたことです。
どんな職場でも暗黙の了解が全くないということはないと思いますが、肉体労働の職場が大体そうなのかその職場が特別そうなのか、とにもかくにもいくつもの暗黙の了解があり、それを違反する度に叱られます。本当に辛かったです。

それから、職場の雰囲気や勤めている人の人柄も良くなかったと思います。余裕のない感じが見るからに伝わる人ばかりでしたし、私が怒鳴られているときも素通りする人しかいません。つまり怒鳴られる行為が珍しくないということなのではないのでしょうか。

少し熱くなりすぎました。このまま書き続けると止まらなくなると思うので、辞めておきます。

学んだこと

というわけで、この経験から学んだことを書いていきます。
私が前のスーパーのバイトと最も違うと思ったところは、理解していないことを当たり前としているところです。

前のスーパーの職場は、ほとんどの社員が数年ごとに別の支店へ勤めるシステムだったらしく、その支店での細かなシステムや事情を把握していないことが当たり前だったのです。なので暗黙の了解など出来るはずもなく、誰もが分からないことを言葉にして伝えていました。質問し合い、話し合うのが当たり前であり、その程度の余裕を持って仕事に臨んでいたのです。

前のバイトでは当たり前に感じていたことですが、それはとても大切なことだと気づきました。
体育会系というのかは分かりませんが、理解していないことを悪とする文化は、非常に厄介なのだと思います。
その空気を感じられる職場は、そうそうに辞めた方が良いと思います。
というか、私には絶望的に合わないと痛感しました。

というわけで、私に合わない職場が分かっただけでも収穫だったと思います。
あなたが気付いているかは分かりませんが、夏休みの毎日更新がこのバイトの日だけ止まりました。肉体的な疲労というより、精神的にくたびれてしまったので、この日だけはnoteが更新できませんでした。これだけは自分の力不足だと感じています。

何にせよ、言葉で伝えるということは、本当に大切なことだと分かりました。理解していないことを理解することも。
もちろん言葉以外で察することは大切な力ですし、人間関係の中では必要なことだとは思いますが、仕事上ではこうも足かせになるとは……。

皆さんの知恵の足しになればと思います。
それでは次の記事でお会いしましょう。
では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?