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若い自分に伝えたい。大人は偉くないよ
どうも、ハタガミです。
実は今朝、昔の嫌な夢を見ていたので、それについて思い出したことを、言葉に気を付けながら話して行こうと思います。
私は卑屈なところがあるので、できるだけ愚痴や個人的なことは控えて、建設的でためになることを考えていきます。
というわけで、見苦しいかもしれませんが、少しだけ見て行ってください。
若い人には本当に大切なことですから。
大人のしわざ
これを見ているあなたに質問なのですが、SNSでの誹謗中傷などがあった際に、それをどんな人のしわざだと考えますか?
Twitterなどの誰もが利用できるSNSでの暴言は、どんな人が最も盛んに行っているのでしょうか?
今までこれらは、未熟な子供がSNS上で大口をたたいているという認識が、一般的だったと思います。
しかし最近になって、実はそれらのほとんどが、40代以降の大人によるものだったことが明らかになっています。ちなみに最も多いのは50代の男性だそうです。
大人が誹謗中傷をして、そんな現状を子供のせいにされている。
これが真実だったという訳です。
noteは比較的誹謗中傷が少なく、優しいSNSとして有名ですが、それは子供が少ないからではありません。むしろ若い人ばかりのSNSだからこそ、noteはこれほど安全なSNSなのです。
このことから、多くの人が大人と子供に対する大きな勘違いをしていることに気付きました。そしてそれは私もしていた勘違いでした。
子供と大人
今思えば、私が若い頃にしていた一番根深い勘違いが、子供と大人でした。
知らず知らずのうちに、その二つに人を分けていたのです。
簡単な話で、子供が関わる大人は、まず親と教師、それから店員などでしょう。彼らに大人との関り方を学ぶ機会は、かなり一方的です。親はそれぞれ違うので何とも言えませんが、教師には基本的に敬語を使わされて、学校の中では基本的に教師の指示に従うことが義務付けられています。逆に店員は丁寧にこちらの要望を叶えてくれます。
そのせいで、我々は若くから上下関係というものを学ばされます。
無論、人を分けること自体はそこまで問題ではありません。
子供だからという優遇はあって然るべきものでしょう。
私が感じたこの勘違いの面倒なところは、大人が子供より偉い人間であるということを口実に、人に言うことを聞かせようとしてくること、そして自分もいつかはそうなれると思い込んでしまうところです。
他人に「お前は子供だ」と見下されることも、言うことを聞かせようとしてくることも、嫌なことです。今朝はその夢のせいで気分が悪くなりました。でもこれはあくまで、その人の問題なので私が改善することはありません。
でも、自分も大人になれば、子供に言うことを聞かせられると思えばどうでしょう。早くそんな大人になりたいと感じるのではないのでしょうか。
本当に、情けない勘違いです。
大人の正体
じゃあ、大人って結局なんなの?
どうして大人と子供を分けられているの?
という当然の疑問を、私も感じていました。
大人の正体は何なのだろうと、真剣に考えたこともあります。
私なりの答えは、【特に意味は無い】だと思います。
教育や、前述した人に言うことを聞かせるための口実として使われるだけで、特別な意味なんて、ありません。
ですから、大人になったから偉くなった訳でも、何か能力を得た訳でもありません。ただ、自分が大人だとかお前は子供だとか言いたい人が、言っているだけです。
少し極端だと感じると思いますが、今では心からそう思います。
そんな大人にならないために
私の一番言いたいことは伝えましたが、流石にこのままでは学びが無さすぎるので、ここからは建設的に話していきます。
前述したとおり、多くの子供は自然と大人という存在に勘違いを引き起こします。そして子供は、そんな大人になろうとするでしょう。私がそうだったように。
SNSの例を見る限り、それが良くないことだということはお分かりいただけると思います。
ではそうならないためにはどうすればよいのでしょう。
恐らくそれは、私達のような若者にかかっているのだと思います。
自分たちが大人に植え付けられた勘違いや間違いを認めて、それを子供に移さないように戒めるしかありません。
まぁでも、この記事を読んだあなたなら、きっと大丈夫でしょう。
根拠は無いのですが、何となくそんな気がします。
ただあなたの周りの人がそんな大人になろうとしているのなら、この話をその人が関わっている子供に伝えてください。
その人が変わるかは分かりませんが、きっとその人の関わる子供は理解してくれる思います。私もそうやって理解しましたから。
という訳で、今日は少し暗いお話をしてしまいました。
不快に感じたのなら、申し訳ありません。
スキをしてくれなくとも、少しでも大人について考えるきっかけになれば嬉しいです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
では。