題材・テーマに必要不可欠なこと

どうも、ハタガミです。
今回は小説のお話です。

ふと思ったのですが、小説を書くときに、題材をどのように作品に反映させればよいのかについて考えました。

まだ答えが出ていないのですが、私なりの考えをかいていきます。

メッセージ性

はい。先ずはメッセージ性です。これは題材を決める段階での話ですが、メッセージ性は必要不可欠な要素の一つでしょう。

例えば、題材が「正義」だとしても正義が何なのか。この作品内で一体誰がどのような正義に対する答えを出すのか。これをはっきりさせなければ題材は意味を成さないと思います。

またメッセージ性は、キャラクターの誰かが代弁するものだと思います。あるいは誰かが体験するか。
何にせよ、キャラクターとの関りは避けられません。つまりキャラクター……もとい人物との関りが全くないような題材は極めて難しいと言えます。例えば、文房具の機能性という題材は小説には向きません。そういうのは論文などで使われるものです。

書いてて思いましたが、特殊な架空の文房具なら使えるかも知れませんね。

物語の中に組み込む

さて、題材を考えたらそれを物語に反映させなければなりません。
とは言っても、どのように反映させるのがベストなのかは、正直私にも分かりません。教えて欲しいです。

なのでここでは、物語に組み込む際に、絶対にしてはいけないポイントを二つ紹介していきます。私はこれらをしてしまい、大失敗しました。

一つ目は、描写で伝えることです。
例えば、正反対な二人の恋愛というのが題材だとして、正反対なところを描写として表現するのは少し危険です。もちろん、構成力に自信があり、完璧に二人の対比構造が出来ているのなら、描写でも何とかなるかもしれませんが、素人は基本的に上手く行きません。大抵、読んでいて凄くわざとらしく感じます。

二つ目は、物語の最後以外に伝えることです。
これは私がよくしてしまう失敗なのですがメッセージ的なものをキャラクターを通して伝えるのですが、それを最後以外に持ってくると、上手く行きません。読んでいてスッキリしないのです。これも構成力の問題かもしれませんが、慣れていないのに物語の序盤や中盤でメッセージを強調しても、あまり伝わらないし、上手く物語がまとまらなくなります。

結局どうするの?

という訳で、結論です。

題材は、最後にキャラクターに喋らせる、というのが無難だと感じています。特にまだ創作に慣れていない人は、キャラクターに喋らせてテーマを伝えるというルールの下で作った方がいいと思います。

物語の最後に、キャラクターに喋らせたのなら、間違いなく読者の印象にも残りますし、キャラクターを印象づけることにもつながります。
また最後に喋らせるので、物語を上手くまとめやすいのです。

いかがでしたでしょうか。
正直、この題材というものはまだまだ改良の余地があり、これからも勉強してその都度新しく更新していこうと思っていますので、新しい私の記事もチェックしてくださると嬉しいです。

それではまた次の記事でお会いしましょう。
では。

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