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照明って灯すもの?それともオブジェ?

私は照明器具が好きで、インスタのインテリアの画像では特に照明器具を見ることが多いです。海外のブランドには特に面白い照明が多く、気になるブランドは即フォローするんですが、タイトルにあるようなことをよく思うんです。

ここでいう面白い照明というのは、主にシェードのデザインと素材のこと。

パッと思い付くシェードの素材と言えば、プラスチック、ステンレス、ホーロー、ガラス、木、布、紙あたりですかね。
これらの素材も好きですがほとんどは既に持っているor持っていたので、これら以外の素材を見つけると、お!?となります。

今回は私が見つけた3つのブランドの商品を例として出します。最初に言っておくと、価格は私の経済感覚から言えば安くはないです。
あれ、何でこんな回りくどく言ったんでしょうね?高いです。私はこれらのブランドは一つも買ったことはなく、インスピレーション源として見るだけ。

紹介のあと、自分が思うことをつらつらと書いていきます。最後に有益な教えとか、特にないです。

1.Matilda Goad & Co

イギリスのインテリアデザイナー、Matilda Goad(以下MG)のブランド。MGはイギリスのトラディショナル要素とカラフルでポップな要素をミックスしたネオ・カントリーというジャンルの旗手。日本の家で再現するのはかなり難易度高めだけど、子供のようなのびのびした雰囲気と遊び心を見習いたいなと思う。

MGはランプシェードやベースをたくさん提案してますが、その中でも、ラフィア、ケイン、真鍮のシェードがあまり他では見たことない気がする。

真鍮はペンダントライトのシェードはみたことあるけど、テーブルライトはあまり見たことないと思う。つるっとした表面ではなく蛇腹みたいなデザインが、よりハードな感じを強調していて面白い。

2.Huey Lightshop

一つ一つハンドメイドで照明を製造する、メイド・イン・カナダの小さなブランド。愛らしいんだけどクリーンで静謐な独特の雰囲気があります。私がいいなと思ったのはシェードが陶器でできたもの。


どちらも上についている丸ポチが可愛い。特にPebbleのような縦長のシェードはあまり見たことないな。

3. HAY

デンマークのインテリアブランド。どうせみんな知ってるから説明は以上。関係ないけど最近HAYのトートバッグ持ってる女の人多いな。

素敵な照明がたくさんあるけど、糸を巻きつけたシェードが特に個性的だと思った。海外のDIYのチャンネルで作り方紹介してそう。


思うところその1

これらの商品のページには、照明が点灯している画像がありません。別のページに少しある
場合もあるけど、一枚もないときもある。インスタの画像をひたすら遡ると大抵一枚はあるけど、公式のショッピングページに載っていないのは不親切だなと感じる。日本のページだったら一枚は載ってる気がするんだけど…
特にMGのインスタでは、そんなに点灯している画像流出させたくないの?と思うほど見つからない。MGの照明をスタイリングに使っている他のアカウントの画像もあるのに、見事に点灯していない画像ばっかり。

思うところその2

貴重な「点灯している画像」を見て思うのは、そこまで綺麗ではないな…ということ。特にMGのケインのやつ。ただ、これは正直見る前から予想していた。
MGのラフィアとHAYのBONBONは…悪くはないけどそこまで綺麗でもないかな。
Hueyの陶器のシェードは透けないので下だけ照らし、ほぼスポットライトって感じ。MGの真鍮も勿論透けないけど、こちらは上と下を両方照らす。
光を通さない素材のシェードは決して悪くはないし、私もそういうの持っています。

axcisのブラケットライト

でもシェードのデザインが面白いものは、点灯している間もそれを綺麗に見せてほしいなぁなんて。特にHueyの陶器のは少しでも光が透けたら、すごく綺麗なんじゃなかろうか。

思うところその3

その1とその2から想像するに、面白い素材を使ったこれら海外ブランドの製品は、照明が消灯している時の見え方が最優先で、光を灯すものというよりオブジェとしての側面が強いのかなと。特にMG。だからこそ素材で冒険できるのかも。
あともしかして、欧米は一部屋に多灯の文化だから、単体で点灯して微妙でも、他の照明の力を借りて何とかいい感じに見えるものなのか??

※ただし、Hueyは陶器以外、たとえばリネンでできた照明なんかは点灯している状態もとても綺麗です。あと、点灯している画像も3つのブランドの中で一番多いと思う。さすがに照明専門店だしね。

あと、別に照明=オブジェが悪いわけではないと思う。
私は基本的にシェードがある照明が好きなんですが、例外的に電球むき出しのものも2つ持っていて、これらはオブジェの意味合いが強いです。より正確に言うと、光が灯るところ以外のデザインが気に入った、という意味。

インターフォルムのシーリングライト
大事な宝物

羊のテーブルライトはRebmob木工さんという作家さんのもの。興味ある方のために一応リンクを貼っておくけど、入手が困難なんだよなあ…

(話が逸れるけど、裸電球がおしゃれな照明と認識されたのっていつ頃なんだろう。インダストリアルが流行り始めた頃かな?今ではナチュラル愛好家の人達にも人気があるような。ほっこりした感じの部屋に裸電球の組み合わせ結構よく見る)

思うところその4 まとめ

まとめると、ユニークな素材で、点灯している状態が綺麗な照明がなかなか見つからない!ということです。

やっぱり光が綺麗に透ける素材というのはもうやり尽くされてしまっているんですかね?

それとも、点灯している状態にこだわる私が時代に追い付けていないのか?裸電球ではなくシェードがあるからにはシェード自体を綺麗に見せてほしいんだけど…

それとも目新しさに惑わされず、昔からある素材に新しい価値を見いだすべきなのか?

うーん、、、結論は出ない!
とりあえず、誰かそういうの売っているところとか、おすすめの素材があったら教えて下さい。

それではこの辺で。







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