富士山御殿場ルート登頂
今年度の目標の一つであった、富士山の初登山、それも御殿場ルートでの登頂をしました。今回は山小屋には泊まらず、日帰りの計画です。
登山前日から静岡県に前乗りしていて、午前2時半には御殿場口新五合目に到着しました。
午前3時頃から登山開始です。
もちろん周りに明かりはありません。自分たちのライトと、標識、地図を頼りにして、暗闇の中を登っていきます。御殿場ルートはその大部分が火山灰に覆われているため、足元はとても不安定です。足元を取られる砂利道を無心で登っていきます。
暗いうちは、見えるはほかの登山者のライトのみでした。
5時を過ぎる前あたりから周りが明るくなっていきます。
午前7時、新6合目到着です。
景色は変わらず、砂道をひたすら駆け上がっていきます。足元が安定せず、登山靴とストックをもってしても滑りまくります。日差しも強く、サングラスなしでは目が痛くなります。
午前9時前に3000m到達
そしてすぐに7合目
地面の色が黒色から赤色に少しずつ変わっていきます。赤土の地面はがっちりしていて、黒土の時よりも崩れにくく歩きやすくなりました。
このあたりから、登山道周りにもごつごつとした岩が増えてきます。
御殿場ルートは、八合目を過ぎると山頂まで休憩できる施設はありません。
ごつごつした岩が多くなり、足元が不安定になってきます。傾斜も今までよりも急で、酷使してきた下半身に響いてきます。
このあたり、3500mを超えたぐらいから明らかに酸素が薄くなってきます。平地の3分の2ほどらしく、常に息苦しいです。10m進んでは休憩を繰り返して、少しずつ進んでいきます。
御殿場ルートでは、ここが圧倒的にしんどいポイントに感じました。
そして、八合目を出発しておよそ二時間、御殿場口山頂に到達しました。
頂上富士館で買ったカップヌードルがすごくおいしく感じました。
行程が押し気味だったので、剣ヶ峰、お鉢巡りはしませんでした。
最後に
御殿場ルートは健脚向けで、中上級者向けとは聞いていましたが、やはり大変なルートでした。特に砂地に足を取られる区間が数時間続くので、体力の消耗は相当なものでした。
前日は大雨、また台風10号が近づいていた時期だったので、登れるのかも怪しい状況でした。しかし当日は天候に恵まれ、快晴のなか登りきることができました。
大学生の夏休みにとても良い経験をすることができました!
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