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幸せを隠して。


先日『絵本出版』のお話をいただき
何度か連絡があり
結局はお断りしたのだけれど
私にはとっても嬉しい出来事でした。

「無為徒食。」

なんの取り柄も無く
何をやっても長続きしないし
誰も気にしない何気無い小さなひと言を
胸深く受け止めてしまって落ち込んでしまう私

私が存在する事で
周りに迷惑がかかるのであれば
じっとして何もせず
ただひっそりと静かに過ごしていたい
もちろん今もそう思っています

なのに、
こんな私の作品を読んでくださり
お声をかけていただけた事で
なんだかドキドキして気持ちも明るくなって
私にもできる事があるのかも…
と思えた一件になりました。

だからすごく嬉しくて
久しぶりに自分に対しての

『幸せな気持ち』

ただ、
この『幸せな気持ち』を
大好きな夫とは共有できないのです

理由は
ん〜〜〜
私の『幸せな気持ち』を壊されそうで怖いから。

きっと、
彼は結果を求めるでしょう
結果を求め、採算の勘定をする
だって、
彼は一家の大黒柱だから

私が彼の立場なら私だってそうします。

だからこの気持ちは
私が「採算の合う結果が出せる迄」
心に隠して置くのです

それは彼が背負う重い肩の荷を
少し私にも背負わせてくれる日が来る頃迄に
できればなあ、なんて思っていて。

なので、
この素敵な出来事を糧に
ひっそりと続けていこうと思います。

誰かの為になんて
そんなおこがましい事は言いません

ただ なんとなく
『やさしい気持ち』になりたい時に
読んでもらえたらいいなって感じで…。



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