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2024年 / 行政書士 / 独学 / 一発合格
自己紹介
都下のキャバクラで働くアラフォー女性です。
昼職への転職を考えて、資格取得を頑張って(履歴書を盛って)います。
職業柄、学習時間は確保しやすいです。
また法学部卒なので法学の下地が多少あり、法律の勉強も嫌いではありません。
2023年 宅建試験に合格(45点)、2024年 行政書士試験に合格(204点)しました。
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使用教材
書籍
合格革命 行政書士 基本テキスト(早稲田経営出版) 3,190円
・簡潔でありながら分かりやすい説明、図解、表
・一番スラスラ読めた
・フォントが落ち着いていて好き ↔︎トリセツはカジュアルな雰囲気
合格革命 行政書士 肢別過去問集(早稲田経営出版) 3,850円
・問題文の正誤のポイントにアンダーラインが引いてあるので、正解するためにはどんな知識が必要になるのか(何を暗記すればいいのか)が分かりやすい ↔︎出る順はアンダーライン無し
・重要度の高い≒基礎的な問題を把握できる
合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集(早稲田経営出版) 1,650円
・難易度が丁度良い
出る順行政書士 当たる!直前予想模試(LEC) 1,760円
本試験をあてる TAC直前予想 行政書士(TAC) 1,760円
・学習状況の把握に役立つ
・予備校の最新の試験分析が参考になる
YouTube
全て無料で公開されている動画のみの視聴
マジでイケてる行政書士講座【ゆーき大学】
・行政書士試験対策のチャンネルで試験範囲を一番広く網羅している(多分)
・試験対策に特化した予備校の講義っぽい感じ
アガルートの最短ルートTV /一般知識
公務員のライト【公式】公務員予備校でチャンネル登録者数No.1 /一般知識
行政書士独学サポートチャンネル /会社法
行書塾【行政書士の個別指導】小野 /民法
田山亮の学校 /商法、会社法
行政書士独学応援 /情報通信・個人情報保護
・宅建試験と異なり、行政書士試験には無料で全試験範囲の講義を公開しているチャンネルはないので(多分)、科目・論点ごとに様々なチャンネルを視聴した(*上記以外にもあり)
アプリ
行政書士 過去問(独学TODAY) 無料公開(広告あり)版
・過去問10年分を網羅
・隙間時間の学習に最適
・近年の出題傾向を掴むことができる
勉強方法と合格体験記
前提として私は、前年に宅建試験を受験した際、合格後 行政書士試験に挑戦することを念頭に、宅建試験ではいわゆる"捨て科目"の民法の学習にもかなり力を入れました。
そのため、行政書士試験において民法で学習する論点が少なくて済み、民法以外の得点源である憲法・行政法・地方自治法に学習時間を多くあてることができました。
これは、短期間(*私なりに)(宅建試験より1ヶ月短いです)で行政書士試験に合格することができた要因として、かなり大きいと感じています。
宅建士から行政書士へのステップアップを考えていて、今 宅建試験を勉強中の方は、学習計画の参考にしてみてください。
それから、2024年は、家庭の事情で学習開始時期が予定より遅れてしまったので(本来は年明けすぐに始めるつもりでした)、宅建試験のときのような絶対合格圏は諦めて、合格点(180点)ギリギリを目標にしています。
学習開始時期
6月後半〜直前期 イナズマ合格法
一つの論点ごとにインプット(YouTubeで講義動画を視聴→基本テキストを読む)とアウトプット(肢別過去問集を解く)を交互に行い知識の定着を狙いました。
先輩方の合格体験記を読んで、周回目標は「試験日までに10周」と定めましたが、学習期間が短く、6周に留まりました。
6周程度では、最後まで間違える問題が50以上ありましたので、安定を目指すには、やはり10周以上の周回が必要なのではないかと思います。
3周目以降のインプットは基本テキストを読むのみになりました。
9月後半〜直前期 記述は手を広げすぎない
記述は年々トリッキーな問題が増えているので、正攻法で手広く対策してもあまり意味がないと考え、深入りしないようにしました。
具体的には、合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集を完璧に仕上げることのみに尽力しました。
本試験では、やはりトリッキーな出題がなされ、私の解答も模範解答と比較すると酷い出来ですが、それでも32点取れているので、試験センターとしては、幅広い知識よりも現場で考える力を見ているのではないかと感じました。
問44:国を被告として会社Aに対する免許処分の取消訴訟を提起することができる。
問45:先取特権に基づき物上代位によって甲を差押え甲を競売することで甲の売買代金を確保できる。
問46:自己の債権行使のためBのCに対する甲の所有権移転登記手続請求権を代位行使できる。
直前期 市販の模試を活用
独学は自分の学習状況の把握が難しいので、週に一度、自宅で模試を解き、確認するようにしました。
直前期 アウトプットに集中
行政書士試験は年々難易度が上がっているので、基礎問題を落とさないことも勿論ですが、ここ数年の出題傾向を掴むことも肝要だと考えました。
そこで、肢別過去問集に加え、行政書士 過去問(アプリ)で過去5年分を徹底的に復習し、たとえ多少トリッキーな問題でも、もし同じ問題が出されたときは、完璧に答えられるように備えました。
教材費 12,210円
学習期間 約5ヶ月
科目ごとの細かい勉強方法は上述の先生方がもっと丁寧で分かりやすい解説動画を出していますので、そちらをご覧いただくのが良いかと思います。
やらなかったこと
最後に、多くの先輩方が有効と紹介しているものの、私は取り入れなかった勉強方法についてです。
判例集・六法を読む
判例は基本テキストに載っている要約を流し読みしたのみ、条文にいたっては一度も読んでいません。
当初は取り組もうとしていたものの、時間がなく、結果的にできなかった形ですが、それで特につまずくポイントはなかったので、よほど理解を深めたい方以外は必要ないと思います。
ウォーク問周回
行政書士試験は年々難易度が上がっていて、数年以上前の問題は今となっては相当易しく感じるので、改めて解く必要性は低いように感じました。
それよりも、過去問 過去5年分に注力し総浚いして、近年の出題傾向(難易度)に慣れておく方が重要だと思います。
一般知識対策
日々の生活の中で意識的にニュースを見るようにするなどの方法で対策すべきであって、改めて時間を取って勉強する科目ではないと思います。
私が行なった対策らしい対策は、試験前日に、時事問題対策動画を一度聞き流したのみでした。
自分用の覚書きのため乱文ですが、何かご参考になれば幸いです。