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【読書日記#1】自分とか、ないから

冒頭1ページ。ほぼ私で叫びました。

\パワーワード散りばめました/

私は休職前ビジネス本を読み漁り飽き飽きしていたが、休職後は生き方のようなもっと哲学的な本を探してしまっていた。
何気なくKindleを観ていると、しんめいPの、自身の実体験を交えながら東洋哲学についての超解説書である「自分とかないから。」に出会った。

冒頭に掴まれたのは勿論、仏陀から始まり、親鸞や老子などの思想を現代と重ねながら表現してくれており、とてもわかりやすかった。
何より何不自由のない王子様 仏陀が、29歳に出家して苦行をしたが、「し過ぎはあかん」と35歳で悟ったというエピソードは、私のお花畑脳内ではこう変換された。

「仏陀様でも29歳は飛び出したいお年頃だから、こうなったのもしゃーない🙈」

、、、同世代には子育てをしてる友達もいるのに甘えすぎですよね、すいません(笑)


しかしこの本から自分が生きやすくなるヒントを頂けた。

自分という絶対的存在は「」であり、社会との相対的な「関係」によって存在しているだけ。それ以上でもそれ以下でもない。 
特に、私のような極端で即断即決即行動の私には「中庸」という言葉が響いた。

大手→ベンチャー 
メーカー開発職→コンサル(未経験)
離婚→引越

私は大きな決断の後、じっとせずに別ベクトルで新しいことを始めようとする。
今回はその結果、1人四面楚歌になってしまい、体調を崩した。アタリマエダヨー

この本を読んだときに、自分がまだ「中庸」というバランスをとれていないことをやっと認識させられた。
何事もバランスだ、と前職で学んだはずだったが、心のなかでは丸くなりたくなかったのだと思う。
何となくだがメディアを観ていると何かに秀でた人がカッコよくみえる。器用貧乏より不器用秀才。

でもこの本と1年の経験知で、「中庸」の取れた環境がパフォーマンスの質を上げるのだと気づいた。
キャリアだってライフとのバランスが、ライフだって生活環境とのバランスなのだ。
決して尖ってないわけではない、その基盤だ。


これからの私の生活における基盤、その土壌は、色んな経験と本などから得られる知識で豊かなものになればいいな🌻

下手くそな写実と妄想コメントでさようなら!

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