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【MTGA ブロール】5割勝てたデッキ構築〈ローハンの王、セオデン〉

 雨が多いこの季節、おうちでmtgアリーナがはかどりますね(いつも通り)。
この記事では、mtgアリーナにおける統率者戦的なフォーマット「ブロール(旧ヒストリックブロール)」において、10戦以上行った際の勝率が50%以上だったデッキを紹介いたします。
 ブロール?統率者戦?何ソレオイシイノ?という方は詳しい構築ルールなどについてwikiを参照してみてください。世間ではモダンホライゾン3の話題で持ちきりですが、アリーナで遊んでいる方の中にはスタンダードを主な主戦場としており、モダホラ3のカードにリソースを割くにはな…という方もいるでしょう。でも大丈夫、最小ワイルドカード1枚の投資で、アリーナでもモダホラ3のカードが使えます。そう、ブロールならね!
 みんなもブロール、やろう!


統率者

今回の統率者はこちら、ローハンの王、セオデンです。

 赤、白を固有色に持つ伝説の人間・貴族。スタッツは3マナで2/3と平凡。自身やこれでない人間1体が戦場に出るたび、クリーチャー1体に二段攻撃を付与することができます。至極単純な能力ながら、デッキを人間で固めれば毎ターン場のクリーチャーに二段攻撃を付与し殴っていける、きわめて攻撃性能の高い統率者です。
 単純なロードでなく二段攻撃を付与するのが肝心で、爆発的に打点を上げたり接死クリーチャーによるブロックを気にせず殴りに行けたりと、ビートダウン戦略をより遂行しやすくなっています。この統率者が収録された同セット「指輪物語:中つ国の伝承」のリミテッド環境でもこの能力は強力です。指輪物語環境では「指輪があなたを誘惑する」能力により自身より大きなパワーを持つクリーチャーにブロックされない能力を付与できるのですが、二段攻撃付与により非ブロッククリーチャーの対象範囲を狭めることなく打点を上げることができます。またほかにも、「戦闘ダメージを与えるたび」誘発するクリーチャーの能力を2回誘発させられるなど、二段攻撃であることにより生まれるシナジーは多くあります。
 今回はこのローハンの王、セオデンを統率者に据えた、赤白人間デッキを作っていきます。

デッキ構築

クリーチャータイプ「人間」を参照するカード

 ローハンの王、セオデンの能力を誘発させるために、必然的に人間クリーチャーを多くデッキに採用することになります。そのためクリーチャータイプ「人間」を参照するカードとも必然的に多くのシナジーを形成できます。自分は人間を参照するカードをそれほど多く持っていないので、それに加えてあるクリーチャータイプ1つを指定して参照するカードも突っ込んでいきます。

自軍人間に+1/0修整と護法①を与える人間ロード。
通常のロードのようにタフネスを強化しないため、戦闘での打ち取られやすさは改善しない一方、護法により除去呪文に対する一定の耐性を付与できる。このデッキではセオデンにより二段攻撃を付与できるため、パワーさえ上がればコンバットで一方的に打ち取れる可能性が高まる。そのためタフネスを修整しないデメリットはそれほど気にならない。
ETBで人間を全体強化、さらに人間が出るたびに自身も強化される、
序盤でも終盤でも仕事ができる優秀なクリーチャー。全体強化はETBの一度きりだが、
セオデンにより二段攻撃を付与できる本デッキではパワーが1増えるだけで攻撃性能は
飛躍的に上がるため、あまり盤面に人間が並んでいないタイミングでも仕事ができる。
人間専用の全体強化エンチャント。タイプを問わない全体強化。
シングルシンボルで色事故に左右されにくいうえ、人間2体タップで相手のクリーチャーを1体
タップできる能力まで持っている。このデッキなら人間が2体以上並ばないことはまずないので、タップ能力により無理やり攻撃を通しに行く手段が取れる。
クリーチャータイプを1つ指定し、選ばれたタイプのクリーチャーを全体強化するエンチャント。
1つのクリーチャータイプしか強化できない代わりに、
通常の全体強化エンチャントの相場より1マナ少ない2マナでキャストできる。
クリーチャータイプが統一された部族デッキならば喜んで採用できる一枚。
クリーチャータイプを1つ指定し、選ばれたタイプのクリーチャーが戦場に出るとき
それに+1カウンターを置ける変則的な部族ロード。自身も選ばれたクリーチャータイプになり
部族シナジーの恩恵を得られる点、2マナと軽い点、色を問わず採用できる点などから、
部族デッキなら割と入れ得。
選ばれたタイプのクリーチャーの誘発型能力が誘発するなら、それに加えもう一度
誘発させてくれるゴーレム。セオデンの二段攻撃付与を2体に増やせるうえ、光輝王の野心家や粗暴な聖戦士などの強力な誘発型能力を2回誘発させられるのは強力。
金属ミミック同様部族デッキを組む際には積極的に採用を検討したい一枚。

人間・クリーチャー、および人間トークンを生成できるカード

 セオデンの能力誘発のトリガーとなる人間クリーチャー、および人間トークンを生成できるカードを突っ込んでいきます。中でもクリーチャーが戦場に出るか唱えることで誘発する能力を持つものだったり、単体で盤面を作れたり相手の盤面に干渉できる強力なクリーチャーなどを積極的に採用します。またセオデン自身が戦場に出た際の誘発を有効に活用するには、セオデンが場に出るまでにすでにクリーチャーが盤面に存在することが望ましいので、1~3マナあたりまでのカードを中心に選びました。

モダホラ2屈指のパワーカード。相手の非クリーチャー呪文に1マナ課税し、払えなければ
ドローできるという能力で、盤面にいるだけで1マナとは思えないほどのアドをもたらす。
なぜか「人間」でもあるので、本デッキでももちろん採用。
本体は1マナ1/2でタッパー能力を持つ人間。これでもまぁ及第点だが、出来事側の
パワー4以上のクリーチャーを破壊できるインスタントが強力。このデッキでは人間であれば
セオデンの能力を誘発させられるので、除去として使い終わった後も一定の役割を持てる点で
通常よりもさらに強く使える。
1マナ訓練持ちの人間。
自軍クリーチャーの+1カウンターを2個取り除くことでディッチャもできる。訓練持ちは
戦場に出してから誘発させるまでのタイムラグが弱点ではあるが、1マナで出せるなら
それも気にならない。ビートダウンしながら自然に置物破壊を構えられるので強力。
他のクリーチャーが戦場に出るたび1点ライフゲインできる人間。なぜか「自分クリーチャー限定でない」ため、1ターン目に出せれば馬鹿にならない量ライフを得られる。相手にしてみれば除去を切るほどでもないが、放っておくとライフレースを壊されかねないという厄介な生物。
ボロス召集でおなじみ、1マナで出せ、放っておくとどんどんでかくなる人間。
このデッキでも人間が大量に並ぶので、序盤からどんどん強化…できはするのだが、
このデッキは「クリーチャーを寝かせる暇があるなら殴れ!」というデッキなので、
こいつをデカくするために序盤からクリーチャーを寝かせるようなことはあまりしない。
その意味では、デッキとの相性は微妙かもしれない。
わずか2マナで、自分ターン中の相手の行動をほとんど封じる人間。
ただし白ダブルシンボルと色拘束は激しく、白単での運用が最も効果的。
このデッキでは試験的に入れているが、ダブシンゆえのラグがきつい場合には抜くかもしれない。
カードを1枚捨てることで破壊不能を得られる、除去耐性を持った人間。
タップしたクリーチャーのパワー分パワー修整が得られる後援も二段攻撃とかなり相性が良く、
クリーチャーどうしの戦闘においてかなり信用のおける一枚。
普通にキャストしても2マナ3/1絆魂は及第点。マナが余る後半に出すと、
ETBで2マナ払うごとにカウンター1個を置き、乗った数だけ全体強化してくれる。
序盤のクロックとして割り切って運用するか、終盤の押し込みに使うかを柔軟に選べる。
頭でっかちな本体サイズも二段攻撃付与との相性は抜群。
毎ターン盤面を強化する、わずか2マナとは思えない激ツヨクリーチャー。
あまりに強力だったため、アリーナ版では+1カウンターを置くタイミングが
終了ステップ開始時に調整された。本デッキではパワーが1上昇することの
バリューが通常よりも高いため、一度でも誘発できればダメージレースを大きく加速できる。
戦闘開始時に①マナ払い、クリーチャーに役割トークンを付与できる。
光輝王の野心家と違い①マナかかるうえ、役割トークンはクリーチャーに1つしか
付けられないため+1/+1までしか強化できないが、2マナ能力持ちで盤面強化できる
人間というだけでこのデッキでは採用圏内。
2マナ2/2先制攻撃持ちというだけで採用圏内。
さらに教導により盤面を補強できる。訓練や教導能力はクリーチャーサイズの
小ささにより誘発させにくいのがネックになりがちだが、セオデンの二段攻撃付与によりある程度緩和できる。
マナと墓地リソースをつぎ込み2マナにあるまじき化け物に成長する人間。
ゲームレンジ的に最終段階まで成長できることはまずないが、2マナでマナレシオ
1以上ある人間というだけでこのデッキでは強力。
万一後半まで生き残ればゲームを決め得る。
非クリーチャー呪文のコストに①課税するお馴染みのサリア。
こちらのデッキはクリーチャー主体のアグロデッキなので、制限の
影響を比較的受けにくい。2マナで置けるためセオデンのETB強化も
活かせるので、非常に相性の良い一枚。
攻撃するたび1/1人間トークンを生成する伝説の人間。
自身もタフネス4にクリーチャー数で決まるパワー、
警戒持ちと高いスタッツを持ち、攻撃が必要とは言えマナ不要で人間を増やせるのが強い。生成される人間がまたセオデンの能力誘発につながるため戦闘フェイズでの
打点上昇にもつながる。
ETBで対戦相手の手札を除き、呪文1つの唱えるためのコストや能力起動コストに
2マナ課税する人間。精霊呪文縛りとは違い除去されると課税はなくなるが、
このデッキはキルターンが早いため相手の動きをラグらせているうちに
殺しきることが可能。本体のスタッツも標準以上であり、攻勢にも加われるのが強い
ETBで相手のクリーチャー1体を追放できる人間。クロックでありながら
相手の壁を除去し攻撃を通しに行けるのは強力。このデッキではあまり拝めないが、夜になると裏返りスタッツが強化され護法もつくため、積極的に殴りに行けるようになるのも強い。
パワー2以下のクリーチャーが出るたび、①マナ払えばドローできる人間。
セオデンの能力を序盤から活かすためにこのデッキでは低マナ域のクリーチャーや
1/1トークン生成手段が多く採用されており、ドローできる機会は多い。
ETBでデッキトップ4枚からパワー2以下のクリーチャーを手札に加えられる
リソース補充要員。ETB後はほぼバニラなので、遠慮なくコンバットに回せる。
本体の性能も2/3警戒と悪くない。
クリーチャー呪文を唱えるたびトークンを生成できる人間。
出てくるトークンは人間ではなく、またコピー対象になるトークンもほとんどない
ためデッキとのシナジーは微妙だが、クリーチャーを唱えるだけでとりあえず盤面を作れるのはやはり強力。
ジェネリック野心家。3マナになったがやはり強力。
またこちらはナーフされてないので戦闘前に強化ができ、二段攻撃とも
相性がいい。兵士が死亡するたびトークンを生成できる能力は
このデッキではインクの染み。
スタンダード3年間を常に最前線で走り抜けた激ツヨエンチャ。
3ターン人間トークン生成かドローした後裏返り全体強化になる。
本デッキでは全体強化はもちろん、生成される人間トークンも各カードと
シナジーがあるのでさらに強く使うことができる。
4マナと少々重いものの、瞬速持ちでETBで墓地からカードを追放し、
追放されたカードタイプを唱えるたび人間トークンを継続的に生成できる。
このデッキではクリーチャーを追放することが多い。
こちらも4マナと重いが、出てしまえば自ターン中の相手の動きを
ほとんど封じる強力な人間。攻撃するたび兵士トークンを生成する能力もおまけではあるが、何気に兵士がかなりデッキに入っているので複数生成できる機会も
あるかもしれない。
このデッキのクリーチャーでは最重マナコストを誇る人間。
5マナ5/5で先制攻撃に絆魂と強力なスタッツを持ち、戦闘後にターン中の
ライフゲイン量に応じたマナ総量のカードを抽出できる。ライフゲインできる
カードは他にそれほどなくシナジーはそれほどないが、
単体で強いクリーチャーということで採用。
スタンダードの赤単で猛威をふるう環境屈指の1マナ英雄譚。
このデッキでは二章のクリーチャー強化が有効に使えるうえ、裏面の
クリーチャーが人間なのでセオデンの能力誘発にもつながる。
ETBで色々できる人間。このデッキでは速攻を持つ人間であることが重要で、
セオデンの後から戦場に出してもすぐに戦闘に参加できる。またひねくれ者トークンを生成することでパワーが2になるのも、二段攻撃付与できるセオデンとの相性はいい
アップキープに各プレイヤー宝物トークンを生成できる人間。
相手にもマナ・アドバンテージを与えてしまうが、このデッキでは相手が宝物マナを
使い切る前に殺し切ることが可能。相手のアーティファクト分ダメージを与える
攻撃時能力もライフを詰めるのに貢献してくれる。
攻撃するたびカードを1枚捨て、攻撃クリーチャーに+1カウンターとトランプルを
付与できる伝説の人間。攻撃誘発はインティ自身じゃなくてもよいので、
召喚酔いに左右されず誘発させられる。またトランプルを付与できるのも
強力で、チャンプブロックを許さずライフを詰めに行ける。
ストリクスヘイブンで登場した両面学部長。このデッキでキャストするのは
主に人間である白の学部長の方で、タップ状態のクリーチャーのパワー修整を、
アンタップ状態のクリーチャーのタフネス修整を行う。またコンバット時
全クリーチャーをアンタップし任意のクリーチャーをタップできるため、
攻撃クリーチャーのスタッツやライフレースの状況に応じて修整を使い分けられる。
赤くなった急報。生成されるトークンに人間タイプが追加されたうえ、
ターン終了時まで全人間に速攻を付与できる能力までついた。
横並びデッキのフィニッシャー。全軍に速攻とパワー修整を与える本体性能は
もちろん、出来事側の騎士トークン生成も攻勢の維持や全除去からの復帰に使える。
タフネス修整がない分の撃たれ弱さも、
セオデンによる二段攻撃付与でいくらか補える。
相手に戦闘ダメージを与えるたび宝物トークンを生成し、宝物トークンをリソースに変換する能力も持った人間。二段攻撃付与で攻撃を通しやすいため積極的に能力誘発を狙えるほか、二段攻撃が通れば1回の戦闘で二度宝物を生成できおいしい。
セオデンの能力とかみ合った、非常に相性の良い一枚。
4マナと重いが、継続的に人間トークンを生成できるエンチャント。
生成のタイミングの都合でセオデンとの相性は微妙だが、人間クリーチャーをコスト無しで
生成し続けられる点でデッキの様々なカードとシナジーする。
本デッキ最重マナコスト人間その2
単純なスタッツ、および能力の優秀さを買って採用。
アップキープ開始時に3種類の中から無作為なトークン1体を生成するエンチャント。
効果にはランダム性があるがどのトークンも人間であり、部族シナジーに寄与できる
のが強力。ステンシアの蜂起と異なりアップキープ開始時にトークン生成なので、
セオデンの二段攻撃付与能力を活かせるのもポイント。
自身の攻撃時にすべての攻撃クリーチャーを強化し、赤ならトランプルを付与、
白ならアンタップさせる能力を持つ人間。このデッキではほぼすべてのクリーチャーが
白か赤なので、どちらの恩恵を受けることができる。

 最後に人間とは特にシナジーがあるわけではないですが、赤白でクリーチャーが横並びするデッキならぜひ採用したい一枚、先導者の号令を突っ込みます。

クリーチャーの全体強化に加え、クリーチャー1体が戦場に出るたび
相手にバーンダメージを与えるエンチャント。万が一地上が膠着した場合にも、
戦闘以外の方法で継続的にライフを削れるのは強い。

バトル

 このデッキではクリーチャーを早期から並べられるうえ、二段攻撃で打点も出やすく、バトルを裏返すのが比較的容易なためバトルカードとの相性がいいと思われます。特に早期に着地し裏返しが狙える以下2種のバトルを突っ込みます。

ETBで相手の手札の呪文1つに2マナ課税するバトル。守備カウンターが3と少なく、裏返ると攻撃クリーチャーの強化と生け贄に捧げることで全クリーチャーに呪禁と破壊不能を付与でき、
全体破壊をケアできるエンチャントになる。
ETBで対象1つに2点ダメージ。守備カウンターを削り切ると裏返り、攻撃時1つに
2点火力を飛ばす4/4飛行トランプルのドラゴンになる。除去範囲こそ狭いものの対象を問わず飛ばせる火力に、ひっくりかえせれば盤面を制圧し得る強力なクリーチャーを得られるため強力。
このデッキなら守備値5を削り切るのも不可能ではないので、積極的に裏返しに行きたい。

いつもの便利カード

 赤・白のデつもの便利カードッキを作るときだいたいいつもお世話になっている便利なカード達を突っ込みます。

便利な単体除去カード①
便利な単体除去カード②
いつもの便利なマナファクト。今回は序盤からクリーチャーが並ぶことが重要なデッキ
なので、2マナファクトは一枚のみ。
全体除去避けのお守り破壊不能付与。
盤面がどうしようもなくなった時用のお守り全体除去。
5マナと重いが、決まれば大きく勝ちを引き寄せられる大技。
アドバンテージを得るというよりは、最後の一押しのような使い方がメイン。
部族デッキご用達の特殊地形。
指定したタイプのクリーチャーの呪文を打ち消されなくする。
洗い落としに切れそうなそこのアナタ!部族デッキを握ろう!

出来上がったものがこちらになります。

統率者
1 ローハンの王(おう)、セオデン (LTR) 233

デッキ
1 角(つの)笛(ぶえ)城(じょう)での結(けっ)集(しゅう) (LTR) 142
13 冠(かん)雪(せつ)の平(へい)地(ち) (KHM) 277
13 冠(かん)雪(せつ)の山(やま) (KHM) 283
1 墓(ぼ)所(しょ)の守(しゅ)護(ご)者(しゃ) (VOW) 6
1 サリアの副(ふく)官(かん) (J21) 27
1 輝(かがや)かしい聖(せい)戦(せん)士(し)、エーデリン (MID) 1
1 選(せん)定(てい)された平(へい)和(わ)の番(ばん)人(にん) (DMU) 2
1 聖(せい)域(いき)封(ふう)鎖(さ) (IKO) 28
1 堂(どう)々(どう)たる撤(てっ)廃(ぱい)者(しゃ) (BIG) 2
1 婚(こん)礼(れい)の発(はっ)表(ぴょう) (VOW) 45
1 光(こう)輝(き)王(おう)の野(や)心(しん)家(か) (ZNR) 24
1 銅(どう)纏(まと)いの先(せん)兵(ぺい) (MAT) 1
1 ステンシアの蜂(ほう)起(き) (VOW) 178
1 うろつく玉(ぎょく)座(ざ) (LCI) 258
1 荒(あら)くれたちの笑(わら)い声(ごえ) (OTP) 51
1 金(きん)属(ぞく)ミミック (KLR) 251
1 兵(へい)員(いん)の結(けっ)集(しゅう) (KHM) 20
1 巨(きょ)人(じん)落(お)とし (ELD) 14
1 魂(たましい)の管(かん)理(り)人(にん) (M10) 34
1 エスパーの歩(ほ)哨(しょう) (MH2) 12
1 内(うち)なる空(そら)の管(かん)理(り)人(にん) (LCI) 43
1 呪(じゅ)文(もん)書(しょ)売(う)り (WOE) 31
1 剛(ごう)胆(たん)な敵(てき)対(たい)者(しゃ) (MID) 25
1 粗(そ)暴(ぼう)な聖(せい)戦(せん)士(し) (MID) 7
1 第(だい)10管(かん)区(く)の英(えい)雄(ゆう) (MKM) 34
1 オルテカの現(げん)象(しょう)織(お)り (BIG) 3
1 弱(じゃく)者(しゃ)の師(し) (JMP) 121
1 民(みん)兵(ぺい)のラッパ手(しゅ) (M19) 29
1 包(ほう)囲(い)の古(こ)参(さん)兵(へい) (BRO) 25
1 アルガイヴの盾(たて)、ミュレル (BRO) 18
1 恐(きょう)怖(ふ)殺(ごろ)し、セリーズ (Y24) 1
1 熊(くま)野(の)と渇(かっ)苛(か)斬(ざん)の対(たい)峙(じ) (NEO) 152
1 新(しん)ベナリアの守(しゅ)護(ご)者(しゃ) (DMU) 19
1 気(き)前(まえ)のいい略(りゃく)取(しゅ)者(しゃ) (BIG) 11
1 太(たい)陽(よう)の執(しつ)事(じ)長(ちょう)、インティ (LCI) 156
1 混(こん)沌(とん)の学(がく)部(ぶ)長(ちょう)、プラーグ (STX) 155
1 イモデーンの徴(ちょう)募(ぼ)兵(へい) (WOE) 229
1 顔(かお)壊(こわ)しのプロ (SNC) 116
1 憤(ふん)怒(ぬ)の乗(の)り手(て)、アヴナントのトーリ (DMU) 223
1 移(うつ)り気(ぎ)な放(ほう)火(か)魔(ま) (VOW) 181
1 魅(み)力(りょく)的(てき)な悪(あっ)漢(かん) (WOE) 124
1 有(ゆう)望(ぼう)な信(しん)徒(と) (VOW) 20
1 スレイベンの守(しゅ)護(ご)者(しゃ)、サリア (VOW) 38
1 剣(つるぎ)を鍬(すき)に (STA) 10
1 ゴバカーンへの侵(しん)攻(こう) (MOM) 22
1 骨(こつ)化(か) (ONE) 26
1 稲(いな)妻(ずま) (STA) 42
1 削(さく)剥(はく) (VOW) 139
1 戦(せん)導(どう)者(しゃ)の号(ごう)令(れい) (MKM) 242
1 稲(いな)妻(ずま)の斧(おの) (JMP) 341
1 稲(いな)妻(ずま)の一(いち)撃(げき) (DMU) 137
1 砕(さい)骨(こつ)の巨(きょ)人(じん) (ELD) 115
1 タルキールへの侵(しん)攻(こう) (MOM) 149
1 抹(まっ)消(しょう)する稲(いな)妻(づま) (BRO) 145
1 不(ふ)敗(はい)の陣(じん)形(けい) (RNA) 29
1 失(う)せろ (LCI) 14
1 牛(うし)の介(かい)入(にゅう) (OTJ) 6
1 侵(しん)入(にゅう)者(しゃ)の放(ほう)逐(ちく) (WOE) 13
1 ロアホールドの命(めい)令(れい) (STX) 199
1 サンホームの重(じゅう)鎮(ちん) (GRN) 26
1 秘(ひ)儀(ぎ)の印(いん)鑑(かん) (ANB) 117
1 魂の洞窟 (LCI) 269
1 統(とう)率(そつ)の塔(とう) (ELD) 333
1 感(かん)動(どう)的(てき)な眺(ちょう)望(ぼう)所(じょ) (OTJ) 269
1 針(しん)縁(えん)の小(こ)道(みち) (ZNR) 263
1 日(にち)没(ぼつ)の道(みち) (VOW) 266
1 戦(せん)場(じょう)の鍛(か)冶(じ)場(ば) (BRO) 257
1 凱(がい)旋(せん)の神(しん)殿(でん) (M21) 256
1 眠(ねむ)らずの露(ろ)営(えい) (WOE) 257
1 高(こう)山(ざん)の草(くさ)地(ち) (KHM) 248
1 不(ふ)詳(しょう)の安(あん)息(そく)地(ち) (KHM) 255
1 皇(こう)国(こく)の地(ち)、永(えい)岩(がん)城(じょう) (NEO) 268
1 フロスト・ドラゴンの洞(どう)窟(くつ) (AFR) 253
1 バグベアの居(きょ)住(じゅう)地(ち) (AFR) 254
1 反(はん)逆(ぎゃく)のるつぼ、霜(そう)剣(けん)山(ざん) (NEO) 276

インポート用に英語版のリストを載せておきます。
Commander
1 Théoden, King of Rohan (LTR) 233

Deck
1 Rally at the Hornburg (LTR) 142
13 Snow-Covered Plains (KHM) 277
13 Snow-Covered Mountain (KHM) 283
1 Cemetery Protector (VOW) 6
1 Thalia's Lieutenant (J21) 27
1 Adeline, Resplendent Cathar (MID) 1
1 Anointed Peacekeeper (DMU) 2
1 Sanctuary Lockdown (IKO) 28
1 Grand Abolisher (BIG) 2
1 Wedding Announcement (VOW) 45
1 Luminarch Aspirant (ZNR) 24
1 Coppercoat Vanguard (MAT) 1
1 Stensia Uprising (VOW) 178
1 Roaming Throne (LCI) 258
1 Outlaws' Merriment (OTP) 51
1 Metallic Mimic (KLR) 251
1 Rally the Ranks (KHM) 20
1 Giant Killer (ELD) 14
1 Soul Warden (M10) 34
1 Esper Sentinel (MH2) 12
1 Warden of the Inner Sky (LCI) 43
1 Spellbook Vendor (WOE) 31
1 Intrepid Adversary (MID) 25
1 Brutal Cathar (MID) 7
1 Tenth District Hero (MKM) 34
1 Oltec Matterweaver (BIG) 3
1 Mentor of the Meek (JMP) 121
1 Militia Bugler (M19) 29
1 Siege Veteran (BRO) 25
1 Myrel, Shield of Argive (BRO) 18
1 Cerise, Slayer of Fear (Y24) 1
1 Kumano Faces Kakkazan (NEO) 152
1 Guardian of New Benalia (DMU) 19
1 Generous Plunderer (BIG) 11
1 Inti, Seneschal of the Sun (LCI) 156
1 Plargg, Dean of Chaos (STX) 155
1 Imodane's Recruiter (WOE) 229
1 Professional Face-Breaker (SNC) 116
1 Tori D'Avenant, Fury Rider (DMU) 223
1 Volatile Arsonist (VOW) 181
1 Charming Scoundrel (WOE) 124
1 Hopeful Initiate (VOW) 20
1 Thalia, Guardian of Thraben (VOW) 38
1 Swords to Plowshares (STA) 10
1 Invasion of Gobakhan (MOM) 22
1 Ossification (ONE) 26
1 Lightning Bolt (STA) 42
1 Abrade (VOW) 139
1 Warleader's Call (MKM) 242
1 Lightning Axe (JMP) 341
1 Lightning Strike (DMU) 137
1 Bonecrusher Giant (ELD) 115
1 Invasion of Tarkir (MOM) 149
1 Obliterating Bolt (BRO) 145
1 Unbreakable Formation (RNA) 29
1 Get Lost (LCI) 14
1 Bovine Intervention (OTJ) 6
1 Expel the Interlopers (WOE) 13
1 Lorehold Command (STX) 199
1 Sunhome Stalwart (GRN) 26
1 Arcane Signet (ANB) 117
1 Cavern of Souls (LCI) 269
1 Command Tower (ELD) 333
1 Inspiring Vantage (OTJ) 269
1 Needleverge Pathway (ZNR) 263
1 Sundown Pass (VOW) 266
1 Battlefield Forge (BRO) 257
1 Temple of Triumph (M21) 256
1 Restless Bivouac (WOE) 257
1 Alpine Meadow (KHM) 248
1 Faceless Haven (KHM) 255
1 Eiganjo, Seat of the Empire (NEO) 268
1 Cave of the Frost Dragon (AFR) 253
1 Den of the Bugbear (AFR) 254
1 Sokenzan, Crucible of Defiance (NEO) 276

10戦くらいやった後の勝率

 勝率は10戦やって70%。先攻での勝率は100%、後攻は6戦踏みましたが勝率50%と大きく負け越すことはありませんでした。このデッキの大きな特徴は、とにかくゲーム展開が早いこと。1~2ターン目にクリーチャー展開、3ターン目にセオデンを出して二段攻撃を付与して攻撃開始、という極めてシンプルかつ脳筋な戦法があまりに強力。ブロール特有のマナジャンプを絡めた大ぶりな動きに対して「うるせぇ〇すぞ」と言わんばかりに速攻を仕掛け、相手の統率者が着地するころには逆転困難なライフ差になっていることが多かったです。また負け戦のパターンもわかりやすく、序盤のクリーチャー展開をさばかれセオデンが殴り始めるより先に統率者を定着させられるとこちらは逆転できなくなります。スタンダードにおける赤単みたいな感覚に近いですね。ブロールはデッキ構築の段階で統率者の性能を活かせるように構築を行うことが多いため、軽い統率者ほどキャストできる回数が増えより強い傾向があります。このデッキの統率者であるローハンの王、セオデンは3マナであり、デッキの平均マナコストも2.5と非常に軽いことから、現在のところ重めの統率者に対して比較的高い勝率を維持できている感じですね。

やはり軽さは正義

 今のところ勝率50%以上という数字を出せているのはどれも3マナ以下の統率者ばかりなので、次はより重めで5割以上の勝率を出せる統率者デッキを紹介できるように頑張りたいですね。それと緑・青含みの統率者もまだ紹介できていないので、その辺りいいデッキを作れるように頑張ります。

 現在のリストは改善途中であり、今後も適宜変更していくものになります。気になった方はぜひ自分好みにカスタマイズして使用してみてください。

 それでは、またどこかで。

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