【観劇】『漆黒天 始の語り』ネタバレ有り
ムビ✖ステ 第三弾 「舞台 漆黒天 始の語り」の配信を観ました。
ムビ×ステ『漆黒天』 (toei-movie-st.com)
my初日は10日
それより前に配信で観ちゃうのってどうなの?
と思い、凄く迷いました。
でもこのご時世、いつ中止になるかわからない。
3日に観劇予定だった明治座の「ゲゲゲの鬼太郎」も中止が決定したことで、観られなくなるかもしれないから配信チケットを買おう!
これを入力している7日午前中、7日の公演が中止になりました。
8日は休演日なので、9日以降は今後決まるのでしょうが、my初日に拘らず配信を観て良かったと思っています。
さて、初日の幕が開いて3回しか公演は行っていませんが、配信で多くの方が観たと思います。
多少のネタバレは許されるでしょう。
まずはやられた~~
末満さん!
これは「闇堕ちプリンス」しちゃったよ!なの?
末満さんならやりかねないと思ったけど、それはあまりに悲しい!!!
冷静なれ!冷静になれ自分!
漆黒天の主役は、「名無し」です。
旭太郎でも陽之助でもないのです。
「終の語り」の最初の殺陣
ぼろの男の戦い方は剣術を極めた人の剣法ではありません。(時代劇や大河ドラマで鍛えた目が言うのですから間違いない(ホントか))
あまりに汚い剣法です。
江戸で一番と謳われた剣術師範、宇内陽之助はあんな戦い方はしないでしょう。記憶をなくして体が覚えてることを本能的にやっているのですから、あのぼろの男は旭太郎なんです。
ラストの旭太郎と陽之助の戦い
(ここで言う旭太郎は玄馬さんとこで着替えてきた方です)
生き残ったのは旭太郎と思っています。
理由はお天道様を見上げたことと、刀の汚れです。
二人の戦いが始まってから決着が着くまでの間、わたしは刀に注目しました。
旭太郎はすでに何人も切っているので、刀に血が付着しています。
でも陽之助は旭太郎と切り合うまで、誰とも交えていないので刀が綺麗なのです。
そして生き残ったのは血で汚れていた刀の持ち主です。
なので、わたしは旭太郎が生き残ったと思っています。
で、でですよ。
「始の語り」の日陰党討伐戦
まて、まて、みんな旭太郎に騙されちゃったわけ?
陽之助は、日陰者の旭太郎に飲み込まれてしまって、自分こそが旭太郎だって思ってしまったの?
すでに死んでしまった人にはどっちがどっちか判っているけど、生きている人は見抜けない阿呆ってこと?
崖から身を投げたのが、陽之助だとしたら、蔵近は愛する男に切り殺されたってこと?
そ、それはあんまりだ~~(´;ω;`)ウゥゥ
しかも映画の最初の殺陣と辻褄が合わないよ~~
ぼろの男は旭太郎だと信じたい。
じゃないと可哀そうな人が多すぎる。
躊躇なく切り殺す男が陽之助っていうのは、いくらなんでもですよ。
だってかつての弟子や友人を平気な顔で切り殺したってことになるんだよ~
「終の語り」で今でも気になる玖良間士道のセリフがあるのです。
「やつには日陰者の旭太郎として死んでもらわねばならぬ」
これです。
玖良間は討伐隊に残っている陽之助が本当に陽之助なのか信じきれていないのではないか。
旭太郎と思われる男が生きていたことで、ますます疑念は深くなる。
もう後戻りは出来ないし、蔵近を殺したことで、ぼろの男は旭太郎だと周囲を信じさせることは出来るから、本当はぼろの男が陽之助だとしても、日陰者の旭太郎として始末するしかないという覚悟が、あのセリフのような気がしてならない。
末満ワールドにどっぷり嵌って、思う壺って感じ?
無事に公演が再開して、予定通り観られるなら、体調を整えていかないと脳みそが爆発してしまいそう。
あぁメヴィウスの輪から抜け出せない…
ところで末満さん、舞台漆黒天の殺陣シーンは少なめにするって言っていたのに、あれで少な目?