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【映画】『室井慎次 生き続ける者』
オフィシャルから青島が登場していることが発表されたので、もう書いて良いですよね~。
エンディングロール終了後に室井の家が映り込む上空からの映像、それがどんどん地上に近づくと、見慣れた後ろ姿の男性が家に向かっています。
場内ではちらほら、「えっ」「まさか・・・」という小さな呟きが有り、わたしも我慢したけど、これは同じようなモッズコートを着た別人ってオチじゃないよねと思っていたら、本人でした。
どよめきが起きましたよ。
ところでわたくし、前編の感想で室井の家が火災にあったと書いたのですが、正しくは納屋が燃えたの間違いでした。自宅は無事です。あのときは自宅が燃えたと思っていたのです。
さて、「生き続ける者」とはどういう意味なのか。室井の思いは受け継がれていく。って意味なのね・・・
今回の踊る大捜査線スピンオフは賛否両論あるようです。
「踊る大捜査線」として見たのなら、これは別物だと思うでしょう。とくに後編は「北の国から」的な香りがしました。「北の国から」ほとんど見てないけどね。
「踊る大捜査線」のあの空気感を求めて足を運んだなら肩すかしくらいますよね。でもあのドラマに登場していた室井慎次の物語と思えば、悪くない映画だと思います。もっと早い段階で作っていたら、違った感じになったのかもしれませんが、それこそ警察庁のキャリアとして殉職とかね。
映画の中で起きた殺人事件は比重的には軽く扱われて、なんとなく解決できました感があります。警察ドラマではなく、疑似家族とそれを取り巻く人の出会いと別れ、それらを通して成長していくドラマ。室井のセリフに「家族でいられる時間は短い」というのがあってまさにそれを現しているドラマだったなと思います。
高校生の貴仁は良い感じだった同級生に本命彼氏候補が出来てしまい、彼女の気持ちは完全にそちらにいってしまった。そして貴仁は大学に進学し警察官僚を目指すのでしょう。10年後くらいには管理官でしょうか。
小学生の凜久は父親のもとから戻り、室井の家で暮らすのでしょうか?父親はまた服役することになるだろうけど、今度出所しても戻して欲しくないですね。
杏は母親の楔から完全に解き放たれたかな。
畜産農家の夫婦が親代わりになっていくような映像になっていたけど、彼らの前途は行きつ戻りつしながらも進む道を自ら選ぶことが出来る状況であることを祈ります。
どうやら「踊る大捜査線」シリーズはなんらかの形で作られる可能性がありそうです。その時も小泉今日子が塀の中からラスボスしていそう。