【映画】『リボルバー・リリー』
公開前の番宣をあまり見かけなかったのですが、わたしが見はぐっていただけなんでしょうか?
時代は大正、関東大震災のおよそ1年後
綾瀬はるか演じる小曽根百合が着ている服は銀座を闊歩するモガたちが着ていたデザインで、わたしが一番好きなスタイル。
洋装店のオーナー野村萬斎は、佇まいが有能すぎるバトラーのそれのよう。
こんな執事がいてくれたら・・・
玉の井の相談役の元海軍士官は長谷川博己、彼のスーツ姿は良いですね。男はスーツか詰め襟に限るな。もちろんオーダーメイドであることは必須。
一癖も二癖もありそうな山本五十六は阿部サダヲ
舞台は東京の玉の井(現在の墨田区向島あたり)
下町っこにはおなじみの「うさぎ屋のどら焼き」が登場したり(美味しいよ)
なんだかとっても嬉しい。
百合が経営している店の2階は、私が生まれた家と似た造り。
ストーリーと関係ないところでとても親しみを感じる映画でした。
帝国陸軍の傍若無人さに辟易するものの、元スパイとはいえ女ひとりに手玉に取られ、山本五十六に一喝されたのには鼻で笑っちゃいました。
帝国海軍も自分たちの手は汚さない徹底ぶりには、それってどうなのよとは思いますが😁
あぁそれにしても小曽根百合さん強すぎます。
さりげなく格好良いのが良い!
もはや不死身と申しておきましょう。
長谷川博己の役はきっと報われないだろうな。小曽根百合に良い様に使われる人生でしょう。でも彼はそれでも良いと思っているはず。
最後の最後に登場した鈴木亮平の使い方が贅沢すぎる。
続編ありですか?
原作を知らないので、この辺りのことはわかりません。
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