有機栽培は簡単ではなかったよ
さあ、大儲けするぞ! と思って始めた有機栽培。しかし、甘くはなかった。反省を込めてその失敗を書いてみますね。
大きな面積で始めてしまった
有機農作物ならすぐに売れると思い、捕らぬ狸の皮算用で、大きな面積で有機栽培を始めました。じゃがいも単一で20a、じゃがいもはできました。しかし売り先がなく倉庫に眠ったまま。道の駅に出しても、他の生産者も同じように出荷しています。簡単に売れるわけがありません。大半は、人にやってしまったかな、腐って捨てたものも多かった記憶があります。
小さな面積で始めることをお薦めします。プランター、肥料袋での栽培からでもよいと思います。また、販売ルートを調査しておくことも大事だと思います。
高く売れると思ってしまった
少しくらい高くたって、有機農作物だから絶対売れる、というのは大間違い。大多数の消費者は、安くて良いものを求めています。慣行栽培でも見た目きれいで、美味しいものもあります。
安心・安全な農産物を求めている消費者向けの販売ルートに流通させることが良いと思います。JAS認証取得により付加価値をつけることも一つの選択肢かもしれません。
一年目は良いものはできませんでした
巷にあふれる有機栽培方法や有機肥料の中から選んで有機栽培を始めても、一年で結果は出ません。最低三年継続しないと思うような結果は得られません。諦めず、次に進みましょう。
農地にはそれぞれ特徴があります。同じ畑でも、水はけのよいところ、悪いところがあります。生えてくる雑草も同じ畑で違います。栽培を続けながら、土地の特徴をつかめば、栽培に適した野菜がわかってきます。
大した内容でもなかったかもしれませんが、何らかのご参考になれば幸いです。野菜作り頑張ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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