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無機質なもの

写真は私の通うヘアサロンのトイレの壁です

木の温もりも好きだけど、金属の無機質もたまらなく好きです。むき出しの配管なんて大好物。
なぜ惹かれるのか説明できないのですが。

無機質な冷たいものから温かさを連想するのはなぜでしょう。
かつて「家売るオンナ」というドラマがありました。北川景子さん演じる敏腕な不動産営業の女性はぴくりとも笑わない、鉄の女でした。
ただ家を売る、ということのためだけに動く彼女ですが、結果としていろんな人を、家を通して幸せにしていました。

泉ピン子さん演じる、1人が寂しくてネットカフェに入り浸る老女に、ネットカフェを売ってオーナーにするという話なんてこれ以上の自立支援があるだろうかと思いました。

もちろん架空の話ですが、なんの仕事も、人を幸せにするためにあるんだなと思いました。

その無機質さに限りない温かさを感じました。
本気で物事に取り組んでいるかどうか。
人を感動させるのは、見た目ではなく中身が詰まっているかどうかなんじゃないかと思います。

無機質が好き、ということとは少しかけ離れましたが。

配管なんかは、人目につかなくても日々大事な仕事をしてくれていることを、その無骨さから物語っているようです。

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