「来週以降の投資スタンス/中長期日本株ポジティブは変わらず投資チャンス、下がったところ慌てて買い急がず積立てライク投資の継続こそ王道!」
「日銀大暴落」からさらに悲鳴のような下落から始まる8/5月曜の市場
7/31の植田日銀の血迷った「利上げ」によって、日本の株式市場は大きな痛手を負ったことになります(本日下記記事参照)。
8/2(金)日本市場閉幕後の米国市場で日経平均先物がさらに1100円以上暴落して、週初めの日経平均は終値の35909円ではなく、実質的に先物の34800円からスタートです。
月曜日朝の市場はおそらく悲鳴を上げるような下落から始まるでしょう。
急落後メディアの論説がボチボチでてきている、、、
米国株の下落が動因となっているのでそれを含めてメディアから論説がボチボチと出て来ています。
ロイターは、
日銀の利上げに対するネガティブな記事で、国際金融スジが逃げていったとする悲観を記しており、バフェットが商社株を手放すのではないかといった例も挙げてかなり日本株にネガティブです。さすがに最後はしんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンド・マネージャーの言を挙げて、長期的に日本株への反発期待で締めてはいますが(日本株のファンドマネージャーが日本株を否定するわけもないのですが)。
Bloombergは、
ロイターに比して、かなり日本株へのポジティブな期待が感じられます。基本は日本経済への中長期的な期待が変わっていないことをあげ、海外のアナリストの言を引用して中長期的投資スタンスが不変であることを強調しています。
ただし、短期的にはロイター記事と同じく、金利状況から円高の継続が懸念材料としてあり、なお調整の余地あることをリスクとしています。
日経は、
日銀の利上げをミスリードしてきたメディアらしく、まともな論説がまだ出ていません(笑)。
上記記事も日銀への批判をするわけでもなく、混乱しているということを表題が現わしているとしか読めません。
中長期日本株ポジティブは変わらず投資チャンス、割安株が出て来てかい安くなってきた
この「日銀大暴落」の間に、実に15%以上下落した日経平均、個別株にはトヨタのように風評も含めてネガティブな情勢にさらされた株もあり、どうみても割安水準になってきている個別株も散見されだしてきました。
マクロな相場観に触れると、米国の株式市場などは、有名な1929年の大恐慌まで10年以内ごとに大暴落を繰り返してきていて、そのたびに勝負に出た国際金融スジと言える投資家が肥え太ってきた、言って良い面があります。
つまり、暴落を繰り返すことで国際金融スジと言われる金融資本が巨大化してきた、その積み重ねで、ロスチャイルドとか、ゴールマンサックスとか、の巨大な資本家が次々生まれ育ってきたのです。
そういう意味で、今回の暴落もそういう巨大な資本家がまた大儲けする機会だという意味があるに違いないと思われます。
下がったところ慌てて買い急がず積立てライク投資の継続
そういった巨視的な見方を腹に入れた上で、
典型的には円高への懸念に現れている短期的なリスクを見ながら、中長期的な日本株、日本経済へにポジティブネスを押さえて、投資の鉄則=積み立て投資の継続をしていくこと、
これが、わたしは国際金融スジにも負けない投資スタンスだと思います。
これは、今年に入って、やはり投資の神様のようなバフェットの投資スタンスを見て、わたしが実行してきたスタンスでもあります。
昨日の下記記事を見てもバフェットの考え方には普遍性があります。
今年に入ってからはバフェットを見習い、個人的には、積み立てライクに個別株投資を続けるかたわら、売りの方に重きをかけ、トータルではここまで若干売り越してきました。
(もう少し売ってれば良かったというのはありますが、そこまでできればプロです)
このような暴落が起きたということで悲観するのでなく、むしろ楽観のシーズンがやってきたと思います。
ここからは、十分に市場の様子を見極めながら、ということが非常に重要ですが、個人的には少しづつ買い越しに転じていくつもりにしています。
さて、個人投資家の皆さんは、どう判断しどう投資活動を継続していきますか?
それぞれの考え方、情勢判断をもとに賢い行き方をして、国際金融スジに負けない投資を続けられますことをお祈りしています。
なにかご質問、ご意見等あればお寄せいただけると勉強になります。
よろしくお願いいたします。