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「今日明日FOMC 0.25%は既定路線 もうそろそろ国際金融スジと歩み寄る??」
今日1/31と明日2/1は、FRBの金融政策決定会合FOMCです。
さまざまな思惑があり、
日経の記事もああ言うものありこう言うものありという状況、
かと思います。
このような状況は、年末年始とさして変わっていないと言えます。このコラムでもその状況について記事にしました。
どうも、この記事を書かせてもらったのち、状況を日々見ているとですが、この時書いたシナリオの可能性がやや高まっているのを感じています。
FRBとて民間であり、同じ民間の国際金融スジと認識のギャップを大きく抱えたままでいられるのか、というのはやはり有ると言わざるを得ません。
どちらかが歩み寄るというのは、時期の問題であって、成否の問題ではないのではないでしょうか。
そうとすれば、今日明日のFOMCですぐに歩み寄ると言うのはこれまでのいきさつやメンツがありますので無いにしても、どこで歩み寄るかということだと思います。
実際、インフレは2%に収束すると言うのはどう見ても至難の業です。国際経済環境が安全保障上ある種のブロック化させざるを得ない以上、グローバル化によるデフレは終わらざるを得ません。つまり、パラダイムはインフレに変わったのです。
であれば、2%などにこだわって景気や相場をぶち壊すというようなことをFRBがするとは思えません。
関心は、今回のFOMCでどういうニュアンスが出て来るか、ということになりましょう。
近日の記事で出てこないことはありますので、議事録が公開されるころのメディア記事をよく見ておく必要があります。
これによって、あるいはこれに先立って、仮想通貨の問題も米議会が通す規制法案などと共によく見ておいて、株式や為替の動きも新しい流れが出てくるものと思います。