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「相場雑感/日本株式ボックス圏行ったり来たり、為替基本円安維持少し円高方向」/トランプ相場と日銀金融政策の狭間で、、、

相場雑感

相場雑感として、
日本株式ボックス圏行ったり来たり、為替基本円安維持少し円高方向
と、ここ一年弱はこういうことになっており、この形が当分続くような気がします。

近々の動向が良い例

今年令和7(2025)年に入り、為替は1ドル155円程度の円安水準を維持しています。
金利は日米で相変わらず差がありますが方向としては金利差が縮小する方向に動いているのは、1月の日銀金融政策決定会合(利上げ方向)、米国FRBのFOMCの動向(利下げ方向)が指し示しています。

合わせて、トランプの大統領就任日付前後で、米国の政策、特に関税政策の思惑でかなり相場が動かされた感があります。
特に米国以外の株式市場は、トランプの一挙手一投足に右往左往する相場となっているように見えます。これはある程度やむを得ないことと思いますが、私達個人投資家としては、トランプの政策によって思惑であまり動かされない方がよいと思います。相対的には日本は悪くない位置にいると思うからです(心配は石破政権の本性からのピント外れ政策です)。
近々のトランプの関税政策も、実際に発動されたのはChina向けだけであり、カナダ、メキシコは延期になりました。トランプは友好国にはディールするが大きな悪影響は米国経済に跳ね返ることなので避けると思われます。

近々の日本の株式市場も、トランプのカナダ、メキシコへの関税が延期されると下がっていたものが騰がりました。
しかし、少し上がると今朝がたもそうでしたが、またぞろ財務省等の国賊一派が日銀の副総裁の口から更なる利上げ有り、と口走らせて円高、相場下落、、、というような流れが出てきます。
こういうように、行ったり来たりのボックス圏相場を種々さまざまな情報をもとに形成する、これがしばらくは繰り返されるのでしょう。これは裏返せば、国際金融スジがこうやってボラティリティーを作ることで儲けていく、と言うことでもあります。

日本企業の業績が良いため、こうなるのではないかと思う

日本の株式市場のこういう情勢も、基本は日本企業の業績が良いため、相場下落へと向かわない強い要因となっていると思います。
昨年12月四半期決算の結果もほぼ終わりに近づいていますが、日経などが報じているようにかなり増益基調です。
本来、政治の状況が国益優先の政策がとられれば、騰勢相場になるのでしょうが、石破政権の在り様は財務省のパシリというのが実態で高金利、緊縮財政のデフレ化政策であるので、こういうボックス圏相場になっているというのが実情でしょう。

以上、私の相場雑感を記しましたが、
このくらいの感覚をもって、国際金融スジに独り占めされない気概を持って投資活動していきたいものです。
頑張りましょう!





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