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「確かにバブル崩壊以来、かつてない状況が出現しているのだろう」/日本市場に起きていること

このところの日本市場の活況に関する記事が多くなっています。

日経でも、上記のような情勢分析記事がまとまって出されるような状況ではあります。
ロイターでも日本の金融関係者のコメントが出たりしています。

概ね、これまで本コラムで記事にしてきたことがそれなりのロジックで語られているような気はします。

基本は、PBRに代表される指標での日本株の出遅れ感と改革志向、世界的な金融環境、米中冷戦による半導体に代表される日米韓台投資、そして何より日銀の緩和継続と円安による国内産業の活性化、というようなものだろうと思います。

しかし、これだけ並べられるとさすがにやはり日本市場だという気がします。

今後

今後、やはり米欧市場と米欧経済がもっとも影響因子として有るのは間違いありません。
6月半ばにはFOMCがあり、今のところ利上げは一旦休止という予想が出ていますが、米国の株式市場は年内三回の利下げを織り込んでおりFRBと相変わらずギャップが大きく存在します。
おそらく、利上げしなくてもパウエル議長はタカ派発言をするはずですので米欧株は下がるでしょう。
日本株は、昨年と似たような動きをすると言うのが真っ当な予想です。
為替の動きにも左右されますが、現在137円でさらに円安が進むようであれば日経も上げるでしょうが、円高になれば上下動を繰り返す感じかと思います。


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