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「『選択的夫婦別姓』は家族破壊、社会破壊思想に基づいている。WiLL9月号の美しき女性四人の対談をお読みください」
「選択的夫婦別姓」を言い募る「経団連」
「選択的夫婦別姓」については、左翼野党のみならず最近では経団連の十倉会長からもその必要が発表される事態になってきています。
この経団連の発表には、本欄でも批判をしてきました(下記)。
わたしがこの「選択的夫婦別姓」について反対してきたのは、家族の、とりわけ子どもにとっての家族の安心感、一体感を奪い、家族破壊を図ろうとする意図がその考え方の底に見えたからです。
『選択的夫婦別姓』は家族破壊、社会破壊思想に基づいている
このことを女性の立場からあるいは家族の立場から素直なこころをあらわにしながら解き明かしてくれている良質な対談がいま発売しているWill9月号に掲載されました。
P170に掲載されている、杉並区議会議員の小林ゆみさん、作家の橋本琴絵さん、港区議会議員新藤加菜さん、江東区児童家庭支援士近藤倫子さんによる対談です。
いずれも還暦の私から見て、うら若き美しい女性たちで、なおかつきっちりと家庭を大事にして生活しており、そして社会や日本、世界への目をしっかり持った素晴らしい女性たちです。
彼女たちがここではっきりと明示してくれているのは、
1)経団連の報告発表は、左翼と根を同じくしている明らかに左翼活動である。そしてそれによる公金利権に結びつけようとしている。
2)日本はChina,Koreaと異なり、妻の婚家における財産権を認めてきたために、長い歴史の上で夫婦が同性になってきた。世界の他国とは、特にChina,Koreaとは歴史が異なり同質に扱うことは不合理。
3)結婚時に、95%の女性が男性の姓を名乗る選択をしていることをもって、強制的に女性がそうさせられていると言い募ること(経団連は根拠にしているが)は逆に(女性が判断したというその意志を尊重しない)女性差別である。
4)「選択的夫婦別姓」で別姓を選択したとき、子どもはその誕生と同時に夫婦どちらかの姓を選択しなければならず、夫若しくは妻とは別姓となり、家族の一体感が間違いなく失われる。とりわけ子どもが安心して成長していくのに大きな弊害となり、子どもの不幸を大きく増長する。
5)つまり、「選択的夫婦別姓」は、家庭破壊、家族破壊ひいては社会破壊思想そのものである。
Will9月号を是非お読みください。
わたしのこのような論説を読むより、Will9月号の、
、杉並区議会議員の小林ゆみさん、作家の橋本琴絵さん、港区議会議員新藤加菜さん、江東区児童家庭支援士近藤倫子さん、
の四氏の対談を直接お読みいただく方がはるかにわかりやすく、心にも響きます。
是非お読みいただきたいと思います。