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「このところ9月下旬からの日本株、以前と違った動きで変調かもしれません、先の動きに十分注意が必要」

日本株、以前と違った動き

このところ9月下旬からの日本株、とくにバリュー株の動きは以前と違った動きをしています。
今日で4日続落です。

これまでは、日経平均が下落してもTopicsは意外に下落しない、いわゆるバリュー株が上昇してきていましたが、今般は日経平均よりTopicsの方がかえって下落したりしています。

為替との連動も違ってきている

また、以前から、海外勢の為替ヘッジに伴う為替への影響から、円安と日本株高の相関が非常に高かったのですが、今般は逆の動きになっています。
為替は、9月のFOMCでの米国の金融政策が高利で安定する予想から、日米の実質金利差の大きさを嫌い、ドル買いが進んでいましたが、日本株は下落してきました。

先の動きに十分注意が必要

米国、とくにダウの動きは近々とみにさえません。ただナスダックは上がっています。この点をリスキーに捉える識者のコメントなどもあるようです。
ただ、大きいのはやはりダウであり、米国もあまり株式は良くはないようです。
世界的に少し株式が退潮の動きにあるということですが、何か変調をきたしている可能性もあります。
春の米銀危機後、米国は量的引き締めを緩めました。そのせいで株高が維持されてきた面がありますが、今般危機が遠ざかり、米景気の強さが続けて確認されて、量的引き締めをFRBが強めた、ということはあるかもしれません。
そう見ると、本日の下記のニュースは、余計に気になります。

マネー収縮に先行的に気付いた国際金融スジの影響が相場を左右しているのかもしれません。
(ただ、日本のバリュー株については、ここ3カ月ほど上げが急過ぎた反動という面もあります。そういうことも冷静に見ていく必要はあります。)

ただし、いずれも憶測の域を出ませんので、十分情勢、情報に鋭敏になり、重要な情報をキャッチしていくことが大事だと思います。

今後の動きは、先々の相場の動きが変わっていく重要な情報を含んでくる可能性が有ります。
気を付けて見ていきましょう!!

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