「金融危機再来の可能性について、ゴールドマンCEOデービット・ソロモンにインタビューに注目」銀行は健全で危機の可能性は小さいと。
今日(8/10)の日経で一番気になった記事に関して紹介します。
「ゴールドマンCEO『危機再来せず』 景気不安も銀行健全」です。
ゴールドマンCEO「危機再来せず」 景気不安も銀行健全: 日本経済新聞 (nikkei.com)
ゴールドマンサックスCEOデービッド・ソロモンが21年7月に日本での銀行免許を取得し、今年22年秋から企業に対するグローバルな資金管理システムを提供しようとしており、年内にも見込まれる東京メトロの新規株式公開の主幹事に加わる事例などもあり、今後日本の金融にこれまでよりコミットしていくタイミングで、世界の金融情勢についてインタビューしたもののようです。
そのインタビューで、デービッド・ソロモンは、
1)近々の米国の景気について、成長は鈍化するが予測するのは難しい。
2)2008年のリーマン危機時のような深刻な金融危機を招くリスクは低い。
3)コロナ時の困難な時期にも顧客に流動性を提供し支援してきたように、銀行システムは安全かつ確固たるものである。クラッシュは起きない。
4)一方で、22年4-6月期の投資銀行ビジネスの手数料は半減したことを受け、国際金融筋は少しリスクを取ることに慎重になる必要がある。
というコメントをしている。
ゴールドマンサックスのCEOたるものが、かくも力強く危機は回避できると言い切っているのは、このところの情勢の中では目立つものと言える。
おそらく市場へのメッセージを強く意識しているものと思われる。私は4)のリスクを取ることに慎重になる必要がある、本音ではないかと思っている。今、さらに上昇相場というのは、長期金利がまだ上昇し続ける中で暴落リスクが高まることになる蓋然性は高いからだ。1)、2)、3)については、こちらにも安心したいという欲が有り、どこまで信用すべきかというのが各人の理解によりばらつくところだろうと思う。
国際金融筋のこういう情報の出し方について、note参加者で詳しい方がいらっしゃったら是非情報提供していただけると有難い。
詳しい方、是非情報提供ください。よろしくお願いします。
この記事及びデービッド・ソロモンという人物について、興味深く思ったので、ネット検索をしてみたら、これまた面白いものを見つけたので紹介します。
【人物紹介】ゴールドマン・サックスのCEOデイビッド・ソロモンとは - スパコンSEが効率的投資で一家セミリタイアするブログ (hyoshionnu.com)
デービッド・ソロモンの経歴、人物が率直に掲載されている。結構面白い人物で、このクラスのひとにして、地下鉄が便利だと言って地下鉄をしばしば利用したり、人に進めたりするらしい。また、音楽活動を今も続けているらしく、2018年に1曲、19年に3曲、20年に1曲をリリースしているそうだ。
秘書とのトラブルや政治スキャンダルなどもあったらしいが、微笑ましくなるような話題らしい。
概して、人間味を感じる人物だとのことだ。
アメリカの国際金融資本として、総資産1.2兆ドルもの巨大会社のCEOである、デービッド・ソロモンの本日の記事、皆さんもよくよく吟味して今後の投資活動に活かしていかれたらと思います。
最後にもう一度、
国際金融筋のこういう情報の出し方について、note参加者で詳しい方がいらっしゃったら是非情報提供していただけると有難い。
詳しい方、是非情報提供ください。よろしくお願いします。