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「『グローバリストの洗脳はなぜ失敗したのか』(徳間書店)&『馬渕睦夫が読み解く2025年世界の真実』(WAC)両書ともに馬渕睦夫著」/世界史はグローバリズムからナショナリズムに変わった!
『グローバリストの洗脳はなぜ失敗したのか』(徳間書店)&『馬渕睦夫が読み解く2025年世界の真実』(WAC)
元駐ウクライナ全権大使の馬渕睦夫さんが立て続けに著作を公けにしています。
前者は昨年(2024)秋、米国大統領選の前、後者は大統領選後昨年末に出版されています。
両書ともに、トランプ再選という世界史的な大きなモニュメントに対する認識を軸にこれからの世界、歴史がどう展開していくか、私たち日本人はどう行動していくべきか、というまさに私たちに非常に身近な事柄の理解やこれからの行動指針を教えてくれています。
その論考の核心は、世界史がグローバリズムからナショナリズムに変わった!ということ
馬渕睦夫さんの論説のスケールの大きさは、数百年あるいは数千年の歴史スケールで現在の世界情勢を語ってくれるところです。
今回は、トランプの復活再選に寄せて、
世界史がグローバリズムからナショナリズムに変わった!
という出来事の核心を射抜いています。
それが、1815年のワーテルローの戦い後、膨大な金融資産を一夜にして築きあげたネイサン・ロスチャイルドが世界の主要各国の通貨主権を握り、世界の金融支配によるグローバリズムを推進してきた時代が200年ぶりに変わるのだと語ります。
そのことの重大な意味についても、私たちの身近な近々の歴史的出来事から理解を促していきます。
まさに、世界史は、
グローバリズムからナショナリズムの時代に変わったということがわかってきます。
世界は客体ではなく、主体なのである
しかし、同時に私たち自身がこのまま何もしなければ世界は変わらない。日本人は日本人としての使命を全うすることでこれからの世界をつくっていくことが出来る、ということも語ってくれています。
つまり、世界は変わったかもしれないが、勝手に変わっていくのではなく、私たち自身の考え方や行動によって変わっていくのである、つまり世界は客体ではなく、主体なのである、ということを繰り返し語ってくれます。
(はじめての方々は、こういう論旨を荒唐無稽だと感じるのかもしれませんし、特にマスメディアに情報専有されて洗脳され気味の方々にはすぐにはわからないかもしれません。
是非そう言う方々には、馬渕睦夫さんの過去の著作を読んでいただき、近刊の内容が腑に落ちるようになっていただきたいと念願しています。)
私は、まさに馬渕さんのおっしゃるように、これからの世界あるいは日本は、私たちの考え方や行動によって、より良く変わっていく、変えていかなければならないと思います。
私たちは、歴史的視野に立ち、日本人として立派に行動していく、そのことでより良い日本を、より良い世界を築いていく、そう思って毎日を高い意義を感じて過ごしていきたいと思います。