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「絶対に読むべし!『わが投資術』清原達郎著、日本のバフェットといっても言い過ぎでない。個人投資家必読の書」

すでにベストセラー『わが投資術』(講談社)

日本初の、日本人による日本人のヘッジファンドサクセスストーリである、「タワーkファンド」のオーナー(でいいんだろう)、清原達郎氏のベストセラー『わが投資術』(講談社)の紹介です。

Kindle版はこちら

引退をした清原氏がその投資哲学のすべてを日本人の為に語り残してくれた

数年前にがんで声帯を失った清原氏はヘッジファンドオーナーを引退した。しかし個人投資家としての清原氏は、この8月の日銀暴落のとき、200億円で日本株を拾い買い上げたという。なんという投資家魂だろう。
その清原氏が、継ぐ者のいない無念をこの書物を著わすことで日本人にその投資家魂、投資術のすべてを語り残してくれた。
その貴重な心根がこの書物には宿っています。

人から言われたことを鵜呑みにしない、

自分で確かめて正しいかどうか判断する、を徹底した清原氏

この書の中で、父親のことを語るくだりで清原氏はこう(上記)言っています。
これは本当に当たり前のことですが普通はなかなかできない、
この徹底した姿勢が彼の成功を齎したものだと思います。

地獄を見た投資歴が作り上げた、巧みで徹底した逆張り戦略

平成10(1998)年ヘッジファンドを立ち上げ、一年で資産残高10倍以上、しかしITバブル崩壊でいったん地獄を見た。しかしその後甦り平成17(2005)年不動産株投資で資産残高を立ち上げ時の27倍にした。
しかし、しかし更なる地獄中の地獄が清原氏を襲った。
リーマンショックでショートし過ぎてたこともあり投資家を失い、投資残高を10分の一近くまで減らす。ここで清原氏は残った顧客のためだけにファンドを運営すると決意します。つまり新規投資は受け付けないということでした。

アベノミクスによる成功、コロナパンデミックでも買いまくって、ついに令和5(2023)年、ファンド基準価額を立ち上げ時の91倍にして顧客に払い戻してファンド経営を引退します。

繰り返し読みに堪える名著中の名著

日本のバフェットとは、本人も肯んじないかもしれませんが、
まさに命がけの機関投資家人生の集大成をこの書物に注ぎ込んでくれています。
名著中の名著と言えると思います。繰り返し読みしたい、その名に恥じない名著です。

是非ご購読ください。
個人投資家、特に若い人、老いたる人も必読の書です。




 

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