「しなやかで壊れない大切なこころのために」/毎日1回、感動で泪する時間を持ちましょう、その積み重ねが掛け替えのない心の資産になりますように
「 話すことは、機転の利く人間を作り、
読むことは、思慮深い人間を作り、
書くことは、緻密な人間を作る。 」
近代における社会生活における個人は、
心乱す数々の機会をいかに自分を見失わずに前を向いて過ごしていくかにかかっている、と言って過言でありません。
実際その場その場の心無い言葉に反応的に過ごすことに慣れ性になってしまっている人を見るにつけ、
自分自身は自らの内からの声に正直に、熱い情熱を燃やし続け、心優しく、人間らしく生きていきたいと願い続けている人が圧倒的に多いのではないでしょうか?
また一方で、近代はその社会構造が非常に複雑で、しかも大事なことはほぼ全て複雑で重層的にできています。
それは社会だけでなく、そこで生きる人間そのものについても当てはまります。
大切なものを守ってシンプルに生きよう、という意志は非常に大事であり、そこが基盤ではありますが、残念ながら人間も社会もそれだけでやり切れるようにはできていません。
出来ることなら、そういう複雑な社会を、自分に相応しい、より良く生き抜いた先人の事績を心の糧にすることができればより満足のできる人生を送ることができるかもしれません。。
人生を生きていくにあたって、その時々にその相応しい先人に教えを受け、励まされてやっていける人はやはり仕合せなのではないでしょうか。
還暦を迎えた私にとっても、何人かのそういう先人がおりました。
私は、そういう方々の残したものを読むことで、毎日毎日を、一度は感動で泪するということを繰り返してきました。
日本の歴史の中にそういう尊い方々がいらっしゃったことは私にとって大きな仕合せでした。
その結果として、今私はここにいると思っています。
既に本欄で紹介した方々もおりますが、これからも本ブログで、その方たちの話をさせていただきたいと思います。
皆さんにとっても真の友人にも匹敵するそういう方々が現れますようお祈りしています。
追伸
最初に挙げた、
「 話すことは、機転の利く人間を作り、
読むことは、思慮深い人間を作り、
書くことは、緻密な人間を作る。 」
という英国の人の言葉を教えてくれたのは、渡部昇一さんでした。
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