「本日10/5の豊島逸夫氏の記事は的確」/株式相場大幅反騰は一時的でこれまでの流れが続く。
10/4のニューヨークも大幅反騰し、翌10/5日経も反騰した。
ニューヨークダウが二日間で1500ドル強戻して、30316ドル、日経が三日間で1200円ほど戻しており、両者ともにかなりの戻しと言える。
いつものように、豊島逸夫氏の金のつぶやきであるが、本日(10/5)の記事は的を射ていると思う。
この中で豊島氏は、これまでの下落が続きすぎてたまった売りポジションのせいだとしている。また、為替についてもドル高のポジションがたまり過ぎて、反転しただけだと。
情勢が何か新しい反転の動きを見せているのではない。株は下落、為替はドル高に過ぎただけで、インフレと利上げのジレンマが解消されたわけではなく、市場は半信半疑のまま雰囲気に押されて反騰したまでだと言っている。
これは、まさにその通りだと思う。
私のも本コラムでそのようなことを書いてきたが、
しばらくは、第一に米国経済の成り行きが落ち着いて見通せるようになるまでは、下落、下落、反騰、下落、下落、反騰、、、、のような流れだと見ておけば間違いない。
個人投資家は、これまで通り、バリュー株の下がったところを拾っていくような堅実な投資姿勢が望まれる。