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「昨夜のFOMCはやはり予想通りだった」/今後は12月の次回FOMCが0.50か0.75か、だが、金利だけに惑わされてはいけない。ただこれまでの推移を継続する可能性が高いのではないか。

FOMCは予想通り

昨夜のFOMCは、4回連続の0.75%の利上げ、そして次回は利上げの緩和を議論する、しかしまだまだ高利率が求められている、というのがパウエル議長の論旨でした(下記記事参照)。

10/29に私が示した予想ほぼ同じ内容だったように思う。これはもちろん多くの識者もそう予想していたことだから、特に自慢するようなことではありませんが、次回については利上げの利率の緩和を議論するというところは、景気後退や周辺国の金融及び景気への影響を鑑みての発言だろうと思います。
また、少しタカ派色をだす、というところは、まだまだ到達利率については高利率になるといった表現だったになったいることで、これは以前のスタンスと変わっていないと思います。

市場は、ニューヨークダウが505ドル下げて、32147ドル、ナスダックが366ポイント下げて、10524ポイント、日経先物も330円安の27310円、為替は、ほとんど変わらず0.12円高の147円80銭ほどでした。

唯一、為替は安定、それが何かを示している?

FRBのスタンスが実質何も変わっていないとすれば、この動きの中で、為替が一番まともな動きなのではないかと思います。

今後の相場の成り行きは?

ということは、株式も下げた分はあまり時間をかけずに戻るという予想も十分あり得るのはないかと、思います。
もちろん、FRBは株式指数をかなり注視していますので、上げ過ぎると、12月の利上げ0.75%をチラつかせて下げ誘導をする可能性が高い。
しかし、季節的に暴落の多い11月の中旬を過ぎれば、さほど大きな下げは気にしなくてよいぬるま湯的相場が形成されるかもしれません。

というのも、これまでの動きをみて、FRBのコメントや考え方は6月くらいからあまり変わっていないと思われ、これまでの上げ下げを繰り返しながら、現状+αくらいを行き来することになる蓋然性が高いと思います。

もちろん、景気や雇用の指数に何か大きなサプライズがあれば、ボラティリティーの大きな動きが出てくるとは思います。そもそも国際金融スジは、ボラティリティーが大きければ大きいほど儲かるからです。

休み明けの識者の記事に注目してください

さて、以上が私の捉え方ですが、本日11/3は祝日で明日11/4に識者の記事が多く出てくるものと思います。
是非、皆さんも注目している記者やアナリストの記事が出てくるものと思いますので、楽しみに本記事と比較してみてください。

私も種々記事を見比べてまたコメントしたいと思っています。


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