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「いよいよChina経済が落ちていくか」IMF予測と田村秀男さん産経8/20記事
いよいよChina経済が落ちていくということか、と思う。不動産バブルがはじけ、それをカバーする金融力が無くなっているらしい。
IMFの今年のGDP成長率予測も、インド7.4%に対して3.3%に落ち込んだ。3.3%というのは米国の少し前の予測より低くもう高成長国などととても言えた数字ではないと思う。
そして、今朝の産経新聞8面で田村秀男さんが非常にシャープな分析をしておられる。
さしものChinaも不動産バブルをこれ以上継続することは不能になっており(それはそうだろう、数年後に人口減少を向かえ、入居者のいないマンションが現段階で溢れてる)、今年2022年初めまでなんとか価格上昇を維持したが、もうどうにもならない状況らしい。さらにここで通貨の信用があれば市場への資金供給により価格維持装置を働かせることも出来るが、外貨資産つまりドルの裏付けが細って人民元の供給ができないらしい。
それはそうだろう、世界の大消費国米国と欧州から貿易制限を大きく受け、おまけにコロナトラブルの渦中である。さらに泣きっ面に蜂なのは、米欧金利引き上げで人民元は金融緩和、利下げでは、ただでさえ、資産の海外逃避が盛んな人民を持つChinaはもう限界も限界だと思う。
専制政治はなお、この秋の共産党党大会で習近平の帝政維持を決めるだろうと思われるが、さて、今後China経済がどう持ち崩していくか、である。
日本企業もこれまで再々の米国から日本国内からの警告に早く対応して、大損をしないように賢く行動すべし、と思います。
Chinaへ資産投資している方々も一刻も早く逃げた方が無難じゃないかと私は思いますが。
以上、勝手な呟きでした。