「今年の為替も、みずほ唐鎌大輔氏の目に狂いはなさそうだ。唐鎌氏継続ウオッチをお薦めする」/実需は円安基調不変、投機と金融政策、トランプ動向などに注意
唐鎌氏年初記事
ロイターから例のごとく、みずほ銀行唐鎌大輔氏による今年令和7年の為替見通し記事が出た。
主要なエコノミストらの予想に反して三年前から円安基調を予想提言し、見事に為替動向を当ててきたみずほ銀行の唐鎌大輔氏、本欄でもたびたび引用し記事にしてきました(例えば以下記事参照)。
実需は円安基調不変、投機と金融政策、トランプ動向などに注意
今回の記事でも、貿易収支並びに昨今重要になってきたサービス収支は各項目の分析、所得収支などを的確に分析し、経常収支は大幅に黒字なもののキャッシュフローベースでは円の実需は昨年まで同様であり、円安要因としてしっかり居座っている。
これら以外で、NISAで昨年24年は12兆円の海外投資分の赤字があるのもかなり大きな要因。そして何より投機である。核となる日米欧の金融政策はトランプ要因が今後かなりあるものの、米欧利下げ、日利上げだ(米国は下げ止め再利上げが有り得る状況となっていることも押さえておく必要はありそうだ)。
以上簡単に記事にしましたが、今後もみずほ銀行唐鎌氏の為替情勢分析は個人投資家にとって重要な情報であり続けるので注目しておいていただきたい。