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「日銀金融正常化を焦る必要なし、来週金融政策決定会合に注目!」/30年近く続いているデフレの完全払拭のために日銀は粘り強く金融緩和を続けるべき

3/18,19日銀金融政策決定会合、ゼロ金利解除予想が大勢

今週は、3/18(月)、19(火)と日銀記入政策決定会合があります。おそらく火曜の昼にはその結果が報道されるでしょう。
今メディアはほぼゼロ金利解除だ、金融正常化だという報道が非常に多い状況です。

上記のロイター報道は比較的ファクトを捉えて冷静な報道だと思いますが、それだけにマイナス金利解除するという予想にはやはり財務省あたりの圧力がメディアにも日銀にもかかっていることを伺わせます。

日銀は焦る必要なし、GDPは二期連続マイナスになりかけたし、需要不足でGDPギャップもマイナスだった

私は、まだ日銀は金融正常化へ舵を切るタイミングではないと思います。GDPは7-9月期はマイナス、10-12月期も速報ではマイナスでした。物価上昇と賃上げ不足で実質賃金のマイナスが続き、消費は極めて弱い、10-12月期は民間設備投資がかなり盛り返したため辛うじてプラスに改訂されまいsたが、民間消費はかえってマイナス幅を拡げました。
実際下記記事のように、10-12月期は需要不足でGDPギャップもマイナスに広がったということです。

30年近く続いているデフレを完全に払しょくするために、日銀は金融緩和を粘り強く継続すべき

私は、下記記事を書かれた名古屋商科大学ビジネススクール教授 元日本銀行政策委員会審議委員の原田泰に賛成です。

金融緩和によって今なお日本経済は前にようやく回転している状況なのです。30年近く続いたデフレを完全に払しょくするためには、金融緩和は粘り強く最後まで実施するべきです。
慌てて金融正常化を急いで、もとのデフレに戻ったら日本は二度と立ち直ることは出来ないでしょう。日銀には歴史的粘り強さが求められています。
白川司さんも下記のように呟いています。

植田日銀総裁には、大所高所からの判断を是非お願いしたいものです。

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