「新・日英同盟と脱中国 新たな展望」馬渕睦夫、岡部伸(ワニブックス)のすすめ
昨年6月出版の「新・日英同盟と脱中国 新たな展望」馬渕睦夫、岡部伸(ワニブックス)のすすめです。
岡部伸さんは産経新聞特派員として、モスクワ、ロンドン駐在歴が長く、政治中枢へのコネクションもあったとのことで、特に英国情報に詳しく、歴史にも通じています。
馬渕さんは、元駐ウクライナ大使でモスクワ、ニューヨーク、英国に駐在歴もあり、歴史にも当然精通しておられる現在の保守論客の筆頭とも言える方です。
このお二人が、19世紀の歴史から紐解き、英国と日本の関係を軸に、歴史から紡がれる現在の世界情勢特に中国、China情勢を縦横に語って一気に読み通させてしまいます。
国際金融筋で列国首脳部を動かすディープステイトの19世紀からの歴史的動態を把握しないと今後、将来の日本の存立や世界情勢は語れないということが良く良くわかってくるように平易に語られています。
一点だけ、ここで述べますと、もうChinaは世界の主要指導層から見放されたということでしょう。我々、日本はまだ十分そのことを咀嚼していないので今後どう考え、行動していけばよいか、早急に対応する必要があると思います。
まじめに人生を生き抜こうとする、日本人、企業人に是非ご一読いただきたいと思います。
数日前に本欄掲載しました、下記もご参照ください。