見出し画像

「豊島逸夫氏コラム昨日12/21、今日12/22と情勢理解に寄与」/10月末以来、上げ一方の米国市場だが、意外に国際金融スジも混乱している模様

豊島逸夫氏コラム「金のつぶやき」(日経)12/21,12/22

ここのところといっても、10月末以来の米株高、とくにNYダウはとどまるところを知らないかのように上げ一方の様相です。
これに対する情勢理解に、上記の豊島逸夫氏のコラムは非常にわかりやすい記事になっています。

米国のインフレ鎮静化、ソフトランディング可能性強まり、FRBがハト化

10月末頃から、米国のインフレが鎮静化の兆候を見せはじめ、FRBが利上げ継続を断念させる情勢となり、景気の程良さがリセッション無しのソフトランディングを期待させてきました。
そして、先だっての12月のFOMCではついにパウエル議長が来年の利下げ(それも3回!?)を示唆するような発言をしたとかで米株式市場は上げ一色を続けているということのようです。

豊島氏は、米長期債買われ過ぎ(金利下げ過ぎ)、株買われ過ぎ等々、国際金融スジも混乱していそうな雰囲気を伝えてくれている

先に記事で、豊島氏は、米長期債買われ過ぎ(金利下げ過ぎ)、株買われ過ぎ、との雰囲気を伝えてくれています。そして国際金融スジもそれに乗れていないものもいる、ただ機関投資家が突っ走っている、個人投資家は乗れていない、とも言っています。
必ずしも整合の取れた話ではないですが、国際金融スジも混乱の中にあるということは伝わります。

この状況はしばらく続く

日本市場もボラティリティの大きな状況が続いています。
本丸の米国市場がこの状況であれば、日本市場のボラティリティの大きな情勢というものも当然と言えば当然です。

しばらくこんな状況が市場は続くものと思います。

また、豊島氏は、来年の日本市場についても日本買いで38000円との予想を述べています。
可能性はあると、私も思っていますが、
ただ、今年と違うのは、為替は少し円高に振れる可能性が高いということです。
もし日本市場が上がるとすれば、今年と様相が異なり、銘柄、種別も異なるということになりましょう。
予想は飽くまで予想ですが、来年の投資活動に向けて、ご参考にしていただけたらと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?