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「石破総理の言動、行動は、ここまでほぼ予想通り。反作用があればブレ、そのまた反作用があれば逆方向にブレ、、」/総選挙までは小刻みに”おもねり”を続け、その後多少大刻みに”おもねる”んでしょうね

石破総理、早速予想通りの言動と行動

石破総理は非常にわかりやすい。所詮信念が有って長年政権中枢を批判してきたわけではないので、無い信念は不動のはずはなく、これまで言ってきたことは、反作用が大きければブレるというのは事前にはっきりとわかっていた(下記本欄記事を参照ください)。

実際に、昨日の所信表明演説もこれまでの主張を入れていない。高橋洋一さんも大阪ABCテレビの「正義のミカタ」そのことを暴露している。

とにかく選挙に勝って権力を維持したいだけの石破総理

石破氏は、とにかく選挙に勝って権力を維持したいだけなのだ。
だから、
株式市場が下落すれば、利上げ促進だったのが、利上げ抑制になるし、
小泉進次郎の早期解散説に反対していたと思ったら、
森山幹事長に勝つために早期解散が良いと言われて、
早期解散の中でも最先の10/27投票日とした解散を首班指名前という異例にタイミングで決める。

また、石破氏は、
憲法七条に基づく解散は違憲と言っていたのに、同じく「正義のミカタ」で京大藤井教授に言われている(下記)ように、
前言を翻して、七条解散に打って出る、ということまでやっている。

まさに、石破氏は、ブレブレ、よれよれで、これが彼の実態と言わざるを得ない。
総選挙までは小刻みに”おもねり”を続け、その後多少大刻みに”おもねる”んだろうと思う。

株式市場の状況

この通り、まったく予想通りに動いていただけるので非常にわかりやすいと言える。
金融政策について言うと、先述したように、利上げ抑制方向の発言をしていたが、下記のようにまたどこからか(財務省筋か)逆方向の反作用がくれば、下記のように再度訂正気味の発言をして、逆ブレをしている。

石破氏が、今後もこういうとにかく選挙に勝ちたい、という意味でのブレブレ発言を小刻みに繰り返すだろうとことは想像に難くない。
そして、選挙後は選挙結果にもよるがおそらく自民党の議席現象は間違いなく、そうであればなおさらブレブレは止まらなくなると予想される。

米国の大統領選の結果にもブレブレを繰り返すことも想像できるであろう。

やはり、日本の株式市場の先行きは明るいとは言い難い。
私としてはこの見解に変わりはありません。
ただ、近々では今週末の米国の雇用統計が非常に良くこの外的要因で日経平均先物も大きく上昇したので週初は日本株は上がる巡り合わせになっているようです。

いずれにしても、これまでような日本株の楽観情勢はないと私は思っています。
日本株は、今年10月から政治リスクの相場になったと言えると思います。

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