ガソリンの取引コスト

こんにちは!すずです。
ガソリンの補助金縮小がありましたね。
昨日はガソリンを入れるために、多くの人が給油のために出かけていたみたいで、渋滞が起こっていました。恐らく気付いている方も多くいると思いますが、給油するためだけに出かけるのは合理的とは言えません。用事のついでに給油しようということなら良いと思います。今回はトランザクションコスト(取引コスト)について話していこうと思います。

まず、今回はリッター5円程度の値上げとされています。軽自動車のタンク容量はおおよそ30リッター程度です。値下げ前にガソリンを給油したとしても、150円程度しか変わりません。150円のために渋滞にはまりながら時間を浪費し、アイドリングで燃料を消費する。しかもその渋滞の時間に働いていれば、150円以上アルバイトの方でも稼げますし、勉強したりして人的資本を強化する行動も取れます。得られるメリットは労力の割に少ないことが分かると思います。こういった行動をしてしまうのは、行動経済学の損失回避性とバンドワゴン効果が影響しているのではないでしょうか。

知らない場所を走っている際に、入れたガソリンスタンドより少し先に安いところがあったと後悔する人が私の周りにいました。しかし、こういった後悔は無意味だと私は思っています。もし、次に見つけたガソリンスタンドが安かったとしても、ガソリンスタンドを見るまで値段が分からないわけですから、後悔する必要はありません。次のガソリンスタンドの方が高いこともあるわけですから。次のガソリンスタンドが仮に高かったら、戻りますか?戻るのにもガソリンと時間を使います。ガソリンスタンドの値段を知らないならギャンブルになるので、気にしても意味がありません。

大勢と同じ行動をしているから、正しいというのは間違いです。本当にその行為に資産性はあるのか、意味のある行為なのかしっかりと考えてみることが大切だと今回の件で感じました。

以上です🥰


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