個人に適した情報の重要性
「インターネットの情報は嘘ばかりだ」
「ネットの情報は信用できない」
と、思ったことはありませんか?
私の結論は、"信用できません"です。
そもそも老若男女、万人に有用な情報なんてあるのでしょうか?
┃具体例
二つの例を挙げて考えてみましょう。
┣例1(スポーツ)
あなたは13歳の女性
中学の入学と同時に陸上部に入りました。長距離走の選手を目指して練習を始めましたがなかなか速くなりません。最近では、同じ陸上部の友達にもドンドン置いて行かれているようで不安になってきました。
何とかして早くなりたい!と思い、インターネットで検索してみることにしました。
陸上 長距離 速くなる方法 検索
さすが現代です、無数の記事が出てきます。柔軟が大事、フォームが大事など、実に多くのアドバイスを得ることが出来ました。さあ、明日からも練習頑張ろう!
さて、彼女は長距離走のタイムを縮めることが出来たのでしょうか。
┗例2(勉強)
あなたは高校3年生の男性
高校生も最後の年、そろそろ受験勉強を始めなきゃと思いました。周りも塾に通うなど、少しずつ受験モードです。波に乗り遅れるわけにはいきません。
まずは自学自習から!と思い、インターネットで検索してみることにしました。
大学受験 勉強方法 検索
出てくる出てくる、無数の情報たち。「現役東大生が教える最強の勉強方法」など、信頼がおけそうなタイトルもたくさん。「英単語は1冊を完璧に!」なるほどそうなのか。
さて、彼は成績が上がったのでしょうか。
┃みんな違う
例1)普通の中学1年生の女性が、プロの教えるアドバイスだけで速く走れるようになるのでしょうか?
例2)普通の高校3年生が、東大生の教える勉強方法だけで成績が上がるのでしょうか。
私が「万人に有用な情報なんてない」という理由は、情報を見る側が千差万別だからです。
中学1年生の陸上を始めたばかりの女性には、中学生の指導に特化した有名校の顧問のほうがいいでしょう。
高校3年生の受験勉強を始めたばかりの生徒には、身近にいる学校の先生のほうがいいかもしれません。
一人一人に適した情報を選択していく必要があるということです。
┃個人に適した情報とは
個人に適した情報とは、オーダーメイドの情報と言えるものです。
あなたに適した情報を与えてくれるものは何でしょうか?
それは万人に向けて発信された一般的な情報ではなく、あなたのために用意された情報のことです。
最もイメージしやすいのは、ジムのトレーナーや家庭教師でしょうか?
彼らは(お客様である)あなたのために、最適のアドバイスをしてくれているはずです。
(逆に、一般的なことしかアドバイスされていないならば、彼らの実力不足です。すぐに担当を変えてもらいましょう)
近年ではテーラーメイド医療と呼ばれる、患者ごとに最適な薬や医療を提供しようという動きもあります。
情報もオーダーメイドであるべきではないでしょうか。
性格、年齢、性別、癖や環境に至るまで、人はあらゆる点で違います。それそれ個人に適した情報が簡単に得られる未来が来るかもしれませんね。
少し別記事の宣伝にもなりますが、性格によって必要な情報は異なるのではないかと思っています。そういう意味でも自分の性格はしっかり把握しておく必要があるかもしれません。詳しくは16パーソナリティの記事を参照してみてください。
いいなと思ったら応援しよう!
いつもサポートありがとうございます!
あなたのサポートが最大のモチベーションキープに繋がっています!