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ホタル谷の蛍

こんばんは!
今回は青森県浅虫に「ホタル撮影」に行った際に感じたことについて話したいと思います。
みなさんはホタルを見に行ったことありますでしょうか?今は昔に比べて多くのホタルを鑑賞できるところが少なくなっているようですね。
近年は特に減少傾向にあるみたいです。減少の原因としては、河川の汚れによりエサになる貝類(カワニナ等)が減少したことと言われています。

ホタル谷のヒメボタル(浅虫)

以前、宮城県大崎市鳴子温泉にある「南原ホタルの里」にホタル鑑賞に行った際、ボランティアでホタルの保全をしている地元の方(保全会)にお話を聞いたのですが、昔は現在ホタルが見れる溜め池以外にも、あたりの水田至るところで多くのホタルが生息していたようです。餌となる貝類もたくさん生息していたようです。かつては水田に立っていた木にイルミネーションのように無数のホタルがとまり幻想的な風景が広がっていたようです。当時は当たり前の光景だったとおっしゃっていました。

撮影風景
撮影風景

やはり、今日のホタルの減少は人間活動(環境悪化、環境破壊、異常気象)がもたらした結果なのかな…。と、今回、青森県の浅虫にホタル撮影に行った際に感じました。浅虫観光協会のホタル鑑賞会の方も、南原ホタル保全会の方と同じことをおっしゃってました。
自然界の生物はちょっとした環境変化に大きく影響されるのだと感じました。万一、ホタルが絶滅した場合は今より環境破壊がもっと進んでいるのではないかと胸が痛む思いでした。

ヒメボタル
ゲンジボタル

青森県浅虫「ホタル谷の蛍」
※私が勝手にネーミング
ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル
多様なホタルが生息しています。
今回、初めて「ヒメボタル」を見ることができました。ヒメボタルは静寂の森に小さな光を点滅させていました。この儚い光の命を数千万年も繋いできたのだなぁと心が打たれる光景でした。

今日ホタルは少なくなりましたが、また昔のようにたくさんのホタルが見れるように、一個人としては力不足ですが、まずは現状を理解することから環境に対する意識を高めていきたいと思います。

おわり

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