この所の猛暑で土がカラカラでした。
昨日、今週は雨が続くと言うことでしたのでその前に少しでも記録をつける為に国立市にある大学通りで土の乾き方を調べる調査をしました。
調査に使ったのはPFメーターという器具で乾いた土が水分を吸い取る力を
測定するためのものです。
下の写真に写っているのがその器具で先端にポーラスカップという
細かい穴がたくさん空いた陶磁器で出来ていて白い部分が
土に触れるとその乾き具合によって水が吸われてその結果プラスチックで
出来た筒の中の気圧が下がるのでそれを負圧計というメーターで示す作りに
なっています(写真に写っているワインレッドのものはスマホのケースです。最初怖い写真かと思ってぎょっとしました)。
次の写真のように棒を打ち込んで空けた穴の中に器具をゆっくりと差し込みます。余り強く押すと先端のカップが割れてしまうので注意が必要です。
差し込み終わったらメーターの指示値を必ず見ます。この時は0でした。
負圧計が表示する数字が安定するまで1時間ほどかかります。今回は、待ち時間の間に国立市役所に行って市内の水田で大雨の時に一気に水が流れないようにする実験の相談をしてきました。
設置した場所に戻って指示値を確認しましたらPF値が23(−20KPa)と出ていました。
地面から30センチの深さまで先端部を入れてましたのでかなり深いところまで乾いているのが分かりました。