![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/165238632/rectangle_large_type_2_e2cd7a7b3b7b89e17c5873c3f8f5802b.jpeg?width=1200)
エコプロダクツ展2024に行ってきました。
今日、エコプロダクツ展2024に行ってきました。
今回、エコプロに行ったのは私がしたいと考えている研究を進めていく手掛かりが欲しいと思ったからでした。
私がしたいと考えているのは、『大都市圏に残されている田畑などを活用した地下水の人工涵養』の研究です。
地下水の人工涵養自体は決して新しい技術ではなく日本では私が把握
できた範囲では40年位前(*1)から行われてきました。
私自身も調査・研究を進めていく中で考え方や手法は変わってきて
いますが今は大雨が予想される時などに行われる事前放流で放流された
河川水を浄化して浅い井戸から浅層地下水の帯水層へ注入して貯留し
後で汲み上げて使うようにするシステム等を社会実装できないかということを
したいと考えています。
台風などで大雨が降る前におこなう事前放流は、ダムの貯水容量を
予め増やすことで大規模な流入があった時に貯めて河川が増水するのを
防ぐ目的で行われますが予測よりも降雨量が少なかった場合、そののち
利水に大きな影響が出る可能性もあるため非常に難しい判断を迫られます。
そうした背景を考えた時に空振りを恐れないで放流が出来る仕組みを
作ることが出来ないかと思って始めたのがこの研究です。
詳しくは、後日また書きたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
*1.『都市域の雨水流出とその抑制』、『市川新+マキシモピッチ=共編』、『鹿島出版』、『昭和63 年5月30日』。