LINEスキマニで働いてきた話

　お金がほしい。できればなにもしなくてもほしいが、世の中はそんなに甘くない。住民税も1回分滞納してるし(なんなら封を開いてすらいない)、やる気とめんどくさがりを足して2で割った感情(多分惰性)により、LINEスキマニより求人に応募した

　LINEバイトのバイトに応募、面接後に落とされているので短期バイトならなんとか…な気持ち。フルタイムで働いているので、日曜日は休みたかった。接客はしたくない。わがままといっても差し支えないものの、そんなわがままにも転機がくる

　3連休だ

　土日祝が休みなので、日曜日に働いても月曜日は休み。幸い倉庫の求人が日曜日にもあったので、7月11日にそれに応募する

　キャンペーンで+1000円とのことなので、貰えるのは10000円。働く時間も普段より短い

　私はうっかりさんだ。よく言えばうっかりさんなだけで、悪く言うとそそっかしく早とちり
　故に、キャンペーン分は後日だということ、交通費がないこと、倉庫の気温が-20℃であることも、最寄り駅から就業先まで徒歩30分ということを把握していなかった。なんで？

　全て応募してから気付き、なんならスプラトゥーン3のトリカラマッチと被っていることも思い出す。まじ？なんでそんな考えなしなの？？？
　キャンセルするのも気が引け、やる気はどん底ではあったがとりあえず普段通り仕事をこなす

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　翌日のバイトが嫌すぎて布団でごろごろしていたら、病院を予約していたことをすっかり忘れていた。慌てて謝罪と次の予約をしていると、スキマニから前日の確認連絡が

　攻撃力が高すぎる。あんたのせいで病院を忘れていたのに。責任転嫁をぶちかまし、フェスに勤しむ

　忘れ物がないこと、薄手ではあるもののパーカーを鞄に詰め込んだ。インターネットで冷凍庫 服装と調べると色々出てくるが、支給品もあるのでなかなか難しい。眼鏡のつるが曲がらないことが心配だ
　過去にジモコロというメディアで、みくのしんさんが体験した冷凍庫の就業記事を読み直す。寒そう

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　当日。暑すぎ。外は歩くには暑すぎる。日傘がなければ焦げていた。体調に何らかの形できたしていたに違いない。現に心拍数は190前後をキープ。緊張もしていることもあって、かなりビビった

　気持ちが上向きになることはないまま敷地内に。道中の看板に就業先の名前があったので、事務所であろう建物の2階へ。この時点で就業7分くらい前。インターホンをならすと、「ここじゃない。向かい側だよ」と教えて貰う

　？？？？？？？？

　くそ暑いなか敷地内をうろうろして、ようやく２階建て事務所を見つけて扉を開こうとすると、しまってた。破壊しないかぎり扉は開かない。遅刻の文字が脳内でパレードを始める
　就業まで5分。緊急連絡先にかけるも繋がらないと音声が流れ切られた。諦めきれずに3回くらいかけ直すが全然繋がらない。こっちは緊急事態なんですけど！！
　電話が繋がらないならスキマニ内からメッセージを送ったって仕方ないだろうと、なんとかその場所をうろうろする
　すると倉庫からでてきた従業員さんより、奥の建物だよ！と声をかけてもらった。奥の建物とは旧事務所と張り紙がされており、1階のみの建物。お礼を言って建物にはいった。就業開始時間ちょうどだったので、はいると同時に頭を下げた

　言い訳をさせてほしい。奥の事務所の存在には気づいていた。人もいるし休憩所くらいにしか認識できなかった。だって、求人内には「2F事務所にお越しいただき」って書いてあったから。どうやってわかるんだ。初めてだぞ。いや、こういうのはよくないことはわかってる。人がいるなら始めから聞きゃよかったんだから。ごめんなさい

　謝罪後にはチェックインをすませる。アプリをインストールしていたのでアプリからしようとしたが、カメラが立ち上がらずQRコードを読み込めなかった。そういえば、カメラの権限って許可してないから？

　渡された作業着に着替えて、いざ倉庫へ。途中カードキーを受け取った。物を失くしやすいので、絶対に失くさないようにとポケットに突っ込む
　倉庫のなかは広さがわからない。多分、広い。寒さはそんなに感じず、ざっくりと作業の説明を受けて作業開始。単純作業ではあるが、特に飽きること無くすすめていく
　
　人って経験からどうなるかってわかる時があるけど、開始してからしばらくして筋肉痛になることだけはわかった。寒さは自分の家の冬よりマシに感じてる

　時間が全くわからず、大丈夫かと声をかけられて(大丈夫と返した)からしばらくすると休憩だということで外に。外はまったく暑く感じない。むしろ心地よさすらある。最高
　休憩所の時計をみると、1時間と少し経っていたようであっという間だ。私以外にも就業される方がいて、みんななん回目からしい

　休憩は15分ほどで、また同じ作業へ。私が作業していた場所は狭くなってた。物が増えており戸惑いながら作業を繰り返す
　作業内容は、広げて積み上げる。これの繰り返し。確実に腕が筋肉痛になりはじめている。普段はデスクワークなので身体もびっくりしているだろう

　休憩は合計30分の予定だったが、それよりも15分多かった。給与から引かれてはいない。寒かったら話しかけて外にでても良かったらしいが、なぜか耐えられたし、担当者の顔が倉庫内でまったく判別できない(ヘルメットの名前で可能だがかなり近づかないと難しい)ので休憩以外出ることはなかった

　時間がすぎるのは早くあっという間に感じた。回転寿司の皿を積み上がっていくことに楽しさを感じるので、積み上げるのは苦痛じゃなかった。肩から手首にかけて関節は痛み、足は棒のようだったけれど

　チェックアウトのQRコードを読み込み、就業時間や休憩時間がかかれた画面で就業を完了させる。手軽だ。チェックインは出来ていたので、遅刻の扱いにはならなかった。あと、「休憩も予定より多いけど修正しなくていいから」の意味をようやく画面をみてから知る。休憩時間は求人内で知っていたが、いつ休憩をとるのかは知らなかったのでこの画面で知った。

　担当者が即承認してくれたようで、振り込み申請が出来るようになっていた。地方銀行だけどいけるか…？と思って振り込み申請をしたけど、予定日は過ぎた。おそらく銀行営業日に振り込まれるのだろう

ざっくり感想
・求人内容はよく読もう
・予定はちゃんと確認しよう
・必要ないものを求人に書かないで(印鑑って書いてあったけど使わなかった)
・休憩時間がいつなのか知りたい
・スキマニのメッセージで画像をあげたい(メールよりマイナンバーカードを出す必要があったため)
・当日の朝にくる就業予定通知の重いペナルティがよくわかってない(おそらくどっかにあったろうけど、私が読んでなさそう)。赤文字にびびる
・アプリからQRコードを読み込めないと焦る
・地方銀行でも即日振り込みなのかもとわくわくしてたから、ちょっと残念な気持ちになった
・またやるかと言われたら、同じ作業内容で別な場所でやりたい。家から就業先まで往復3時間かかるから
・三連休以上じゃないとやらない
・眼鏡がくもると、はれるまで時間がかかる

体調面
・帰り30分くらいはふとももに冷たい感覚残りっぱなし
・腕痛すぎ
・腰も痛い
・気管支が弱いとはくはくとなるかも(1時間くらいで元通り)
・寝るまで鼓動がどくどくしてました。就業先へ向かっているときが一番高い心拍数で204でした。すご

おわり