Snow Manだてさま覚醒の巻
すみませんいきなり大きく出てしまいましたが、ここのところSnow Man宮館さんの面白さ、というか魅力がすんごい勢いで花開いているような気がしているのは私だけでしょうか? いや、宮館担の方々からすればなにをいまさら、ってことなんでしょうけど、ファン歴半年ちょいの還暦おばさん的には、このところのだてさまの覚醒ぶりに文字通り目が釘付けです。
今までの彼って、私からの見え方としては、「穏やかで控えめ、振られるとかなりの確率でおもろいけどね」って感じでした。
ですがこのところのだてさまときたら。相変わらず穏やかだし、決してグイグイ自分から前にでていってるふうではないのにも関わらず、「遠慮なしに振り切った感」「遠慮なしに素の自分を出してる感」がなんかすごい。で、うけてもすべってももれなくおもしろく、かつ微笑ましい。まったく目が離せません。
アイドルとしては彼、かなりの高確率でウケてるとは思いますが、私が個人的に大好物なのは、すべったときのだてさまの「遠慮なく開き直る・おしりをまくる」感です。
人間すべった瞬間にそのひとの「地」が出ると思っていますが、だてさまの場合は「ロイヤルの下にある彼本来の素朴さとか正直さ」がばばん!と表に出てきて圧倒的にほほえましく、周りのみんながほっこり笑顔になって、秒ですてきな世界が生まれるんですよ。す・て・き♡
すでに多くの方がおっしゃっていますが、だてさまの魅力を広く世に知らしめた功労者として、麒麟川島さんの力が大きいというご指摘に私も完全同意です。
TBS朝のバラエティ番組「ラヴィット」の名MCである川島さんは、だてさまに関してかなり詳細な「エアー取扱説明書」を作り、本人も周囲もその取説をしっかり学びました。
たとえば(以下、私が勝手に妄想する「きっとこんなことが書いてあるんじゃないか」エアー取説の一部)
1.だてさまの「間」は時に放送事故寸前のときもありますが、決して急かさずにゆっくり待ちましょう
2.だてさまはアイドルの遠慮なしに無茶ぶりしてOKです。すべったとしてもそれ自体がおもしろくて結果オーライになるので、躊躇せずそれに乗っかりましょう
3.だてさまはとにかく真面目なので、ときどき丁寧さを心がけるあまり敬語とか謙譲語が入り混じっておかしなことになりますが、それは逃さず積極的に拾っていじりましょう。
などなど。
川島さんの取説実行の一例として未だに覚えているのが、だてさまが誰かにつっこまれ、開き直って「僕も出るとこに出るんで」と言いたかったけど間違えて「僕も出るとき出ちゃうんで」と言ったらば、すかさず川島さんが「だてさま、出るとき出ちゃうのはあなたそれ失禁です」と拾ったこと。あのときのだてさまの、お口半開きのすっとぼけたかわいいおとぼけ顔が忘れられません。これ書いてる今でも口角あがってニヤニヤ再燃。
おそらくですが最初のころ、ラヴィットで共演している芸人さんたちは、「言うてもいっぱしのトップアイドルに自分らは一体どこまでつっこんでいいものか?」と迷うところがあったと思うんですよ。
でも川島さんの詳細取説があったおかげで、取説とおりにだてさまに遠慮なしに無茶ぶりして、結果、ウケる→面白い。すべって開き直る→面白い。さらにほほえましくてみんな笑顔→素敵な世界。みたいな図式で今に至っているのではないかと想像します。
あと、だてさまのメンタルが安定していて「いつもふんわりご機嫌なたたずまい」なのもみんなが取説とおりに実行できる理由だと思います。さらっと書きましたけど、これって人として素敵ですよねえ。
さらにメンタルのみならず、だてさまのルックス、これがまたちょうどいいんですよ。100%誉めてるんですけど「かっこよすぎない」。だから周囲もそれほど躊躇なくつっこめる。
絶妙にムチムチぷりっとした感じもほんのり昭和で、還暦おばさんの「ちょっかい出したくなるココロ」をかき立てます。完全に余談ですけど、その点ラウールくんは見た目で損してますよね。あそこまでルックスが超越しちゃうとなかなか芸人さんたちが遠慮なしにつっこんでくれないという。本人は周りからつっこんでほしい気まんまんなのに笑。来たれラウールくんに遠慮なくつっこむ芸人さん!(個人的には見取り図盛山さんあたりに期待)
最後だけちょっと真面目に組織の人材育成の話になりますが、話を川島さんに戻しますと。
「優秀な社員のうまい使いかたを上司がみつけて、それを周囲にさらっと見せていくことにより、さらにその人自身の能力が開花していく」というのは、組織の人材育成においても非常に重要なポイントで、もっとも大切な上司の役割りといっても過言ではないと思っています。
これ、「さらっと」というところがとっても肝で、ここがスマートにできるかどうかが上司としての腕の見せどころ。その点川島さんは本当にお上手ですよねえ。ラヴィットにおける「名前も知らない若手芸人さんたち」の扱いを見て、いつも勉強させていただいています。
そしてだてさまは、会社におきかえると、いわば安定感抜群の中間管理職。「舘部長、仕事が安定感抜群で絶対的に信頼できるし、いつもフラットに接してくれるから仕事がしやすいなあと常々思ってたのよ。で、この前たまたま会議で一緒だったんだけど、なんか独特のおとぼけ味があって実はとってもおもしろい人だったの。もっと話したいからこれから一緒にお仕事する機会があるといいな♪」
会社にこんなひとがいてくれたら最高ですよねえ。私も舘部長と一緒にお仕事したいお話ししたいお近づきになりた~い。
というわけでだてさま覚醒の巻、この先も目が離せません。やれありがたやありがたや。だてさま永遠なれ。
PS: これ書いたあとにだてさまのソロ曲が発表されました。これがまた期待とおりの、というか、方向性は期待通りながら仕上がりは期待をはるかに超えてきた、昭和平成令和の三世代で楽しめるコテコテのこゆ~い歌謡曲。
期待を裏切らないオトコ、それがだてさまだ。ブラボー!!