Snowmanラウールくんと、ボーダーレスな未来

いきなりですが、トシをとるにつれて性別って心底どーでもよくなります。
なんでしょ、人類を男と女のたった2種類に分類するのってラフすぎ・乱暴すぎやしませんかねって話ですよ。

齢60のこのトシまで、いわゆる女性らしさ的なことを外見的にも中身的にもまったく売りにしてこなかった(できなかったともいえる。ぷぷぷ)
私ですが、今になって思い返してみると、40になるくらいまでは、初対面の人と会う場合まず相手の性別を知る、そして男性だった場合、好きになる
ならないとは全く別の観点で、無意識ながらそのひとの「男らしさ的な
もの」をはかっていたように思います。

それはDNA的に組み込まれているのだとしたら仕方なかったのかなと
思いつつも、まあずいぶんと不自由ではあったし、いろいろ狭めてしまってもったいないことをしたものです。

ですが40過ぎから徐々にそれが薄れていって、50代以降ほぼ完全に
解き放たれ、結果どうなったかというと、すんごく自由になりました。

性別年齢関係なく相手を「人」として見るようになり、「このひとは
人として魅力的かしら?」という判断をすることで、視野も範囲も
広がりました。
トシをとるのって悪いことばかりじゃないよ、とここは若い人たちに
声を大にしてお伝えしたいです。
他にもトシをとっていいことはたくさんあるので、それはまた別の機会に
お伝えしたいと思いますけど。

で、
そうなってみたらば。

がぜん「両方の性を内包する人」に魅力を感じるようになってきたのです。

その人の性的志向はどうでもよい。というか、まったく興味がありません。

ただ、ジェンダーレスにスマートな表現ができる人を見ると、
その自由さ、幅の広さ=ボーダーレスな振り幅
どうしようもなく魂が揺さぶられるのです。

という意味において、
Snowmanのラウール+佐久間くんの「bass bon」、たまらない!
そしてラウールくんのこの先が楽しみで仕方ないです。

*Bass bonってなんですか?という方はぜひ騙されたと思ってこちらのMVみてみてください。しょせんアイドルでしょ、どーせSnowmanでしょ、とか思って観たら(←それ1か月前の私なわけですが)ぶっとびますよ。いやまじで。
https://youtu.be/b2TvrHuN6EM?si=FmUuQQXLsb8haYvf


ラウールくんって、本当にジェンダーレス&ボーダーレスな表現者で、
なおかつ振り幅も躊躇なくて、おそろしく魅力的ですね。
わたし今の日本人で、彼ほどこの2つを兼ね備えている人を他に
知りません。

だって彼ったら

ジェンダーのボーダー
国籍のボーダー
年齢のボーダー
アイドルのボーダー
人気グループメンバーのボーダー
(モダン、ヒップホップ、ジャズみたいな)ダンススタイルのボーダー
(エレガント、セクシー、ワイルドみたいな)表現のボーダー

ざっと思いつくだけでもこんだけボーダー超えちゃってますよ? 
しかも軽々と。躊躇なく。とってもキュートに。

どうなってるのいったい。
彼を的確に表現できる単語が世の中に存在しない。

彼にはぜひこのまま(余談ですが変な人がいるグループはいいグループよ~というマツコ様の意見に10000%賛成でございます)、のびやかに軽々と、ジェンダーレス&ボーダーレスに、性別その他もろもろの境界の概念を
どんどんないものにしていってほしいです。

こういうときって、ふつうは「壁を壊す」とか「乗り越える」という表現を使うじゃないですか。
でもラウールくんにはそうじゃなくて、「境界をぬるっと溶かしていく」という感じでぜひお願いしたいです。

「あら?いつのまにか境界みえなくなってたね?でも素敵だからいっか!」みたいなイメージ。

キュートな彼だからこそ、それができると思うし、
「〇〇らしさ」の呪縛から解放されたその世界は、きっと多くの人たちに
とって、今よりもだいぶ自由で息がしやすい気がします。

それにしてもラウールくん今21かあ。。。まだまだこれからだな。
どうせならいろんなボーダー溶かしまくってミドルエイジになった彼を
見たいなあ。

長生きしよっと。


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