今さらながらSnowmanの「Addicted to Love」にぶっとんだ
冒頭から言い訳じみていてなんですが、この曲が発表されたのって2~3年前ですよね?
ファンのみなさんからするとなにをいまさらってことなのでしょうが、すみません、ファン歴2か月に入ったばかりのぺーぺーなもので。
いやー この曲はやばいですね。
わたし、Snowmanは基本アイドルだと思って完全に油断してました。
これ、80‘s洋楽にリアルタイムでどっぷりつかってきた世代としてはたまらんですわ。30数年前に初来日したWham=ワム!の衝撃を思い出しました。ぽっと出のイギリスのアイドルだと思ってへらへら武道館に行ったら、ジョージ・マイケルのfunkyかつgroovyなボーカルがすごくて、文字通りぶっとんだものです。
まさか還暦になって、あのときのびっくりを再び味わうとは夢にも思いませんでした。
(そういえば渋いイケオジのロバート・パーマーが歌ってた同名の曲も80年代当時、一世風靡しましたねえ。曲はセクシーなのにMVがへんてこで・・・)
・・・おっと、思い出がとまらなくなってきたので話を元に戻します。
まずラウールくんと佐久間くんの声の相性がやばいですね。
ラウールくんの「アーティスト=自分をこう見せたい」的主張と、佐久間くんの「芸能人=才能を芸とする=自分をこう見せるべき」との融合が最高です。
岩本くんの声質はとても素直で、ファルセットから低音までまんべんなく、ラウール+佐久間くんの声とよくなじむ。
ああ見えてとても器用な人ですね(←ほめてます)。
そしてなにより、佐久間くんのサビの声たら!!
なんて「色」のある声なんでしょう。
色気と言い切って終わらせてしまうにはもったいなさすぎる、のびやかながら甘やかで、それでいて同時にパンチのきいた、個性豊かな声。
こんなにすてきな声だったとは。
なんで彼、ふだんもっと歌わないんだろう。あんまりボーカルとらないですよね? 私の勉強不足かしら。
それとも彼のダンスがうますぎて、私の目が勝手にそっちにひっぱられちゃってるのかな?
今すんごい勢いで売れてますけど、広い世間の一般認識って、まだまだ「Snowman=ダンスがうまくて俳優とかバラエティとかやってる人がいるアイドルグループ」って感じだと思うんですよ。
なので、もっといろんなところでこの曲、PRしたらどうでしょうか。
幅広い世代、とくに80’s洋楽世代とか、ドはまりすると思いますよこれ ←また言ってる
あとこの3人は、すでにアイドルの枠をはみ出たひとたちだし、何より声の相性が最高なので、「ダンスの3人」なのは重々承知の上で、あえてがっつり歌だけで勝負するところをぜひぜひ観たい!
ぐっと大人のラウールくん+声優経験を積んだ佐久間くん+さらに正しい体幹を備えて強くなった岩本くんは、いい意味で力が抜けたGrooveで、きっと新たな3人の色を出せるはずだと思うのですよ。
それこそワム!解散後のジョージ・マイケルが、ファンクからバラードからブラックコンテンポラリーまで、今なお色あせない感涙ものの名曲をたくさん出したように。
(まったく余計なお世話ですが、英語で歌詞をのせるときの流し具合みたいなのもジョージが参考になるかもですよ?彼ギリシャ移民で、最初は英語に苦労したらしいですから)
今でもいいし数年後でもいいし、なんなら数十年後でもいいです。
おばさん絶対にそれを観たい。実現するまで待ちますよ何年でも。長生きしてがんばる。
どっち方面の誰向けなんだかぜんぜんわからないけど、私のこの熱望が、ぜひともどっかの上層部に届きますように!
*Addicted to Loveにちょっと興味がでたそこのあなた、ようこそこちらから。Snowmanだと思わないでぜひ聴いてみてください。