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フリーランスエンジニアという生き方

note見てくださりありがとうございます。この文章を紹介している私はこんな人です。

・文系卒
・インフラエンジニア出身
・コンサルファーム出身
・ITコンサルタント(現職)
・30代
・26歳から社会人

本noteは私の友人のITキャリアの実体験です。IT業界でキャリアを描く際、こういったキャリアもあるんだな、と参考にしてもらえればと思います!

はじめに

近年、ビジネス、経済、消費において多様化が進んでいいる時代と言われています。



なぜ多様化が進む時代となったのかと言えば、様々な情報を目にすることができるようになったからです。



そのような状況が各個人の情報として確認できることになったおかけで「個」が重要視されるようになったのです。



「個」を発揮できるようになった現代を作り出しているのが、技術の進歩のおかけであり、それを支えているのが「エンジニア」の存在なのです。



というわけで、今回は現役のエンジニアである筆者の実体験に基づいたエンジニアの今の生々しい現状をお伝えたしていきます。



「フリーランス」という生き方

多様化する時代、「個」を重視する時代となる中で、生き方そのものもに対しての考え方、捉え方というのも変わってきたような兆しがあります。



それは時代の流れともとりるわけですが、表面的に様々なことが急激に変わりだそうとしています。



今は正に時代の転換期と言えます。コロナ禍という状況が与えた影響というのは、とてつもなく大きなものがありました。



これまでの常識がガラリと変わった雰囲気も肌で感じられますが、働き方については、コロナで一気に風向きが変わったのではないでしょうか。




人との接触を避けるという意味で一気に広がったリモートワークですが、働き方の概念をガラリと変えたものです。




様々な業種が積極的にリモートワークを取り入れましたが、近年ではリモートワークを継続する企業と従来通り出勤する企業とに分かれているようなところもあります。



また業種によって、全ての業種がリモートワークに対応可能というわけではなく、リモートワークにも向き不向きがあります。




そんな中、リモートワークでも全く支障がない仕事がIT関連の業種です。




特にITエンジニアに関しては、インターネットに繋がる環境であれば、いつでもどこでも仕事ができるという状況になったのです。




もちろんエンジニアにとっても、人と人とのコミュニケーションは必ず必要ですが、




アプリやシステム開発にとっての「作業」を行うには、基本的に端末さえあれば作業はできてしまうのです。




国家主導で積極的に進められている「働き方改革」も、幸か不幸かはたまた必然なのかは別にして、コロナをきっかけにしたことは間違いありません。




そして現代では、働き方の多様化が進む今、「フリーランス」という形態で仕事をする方が増加しています。




もちろんフリーランスという働き方は業種、業界によってもその割合は異なりますが、明らかにフリーランスが多い業種としてITエンジニアが多いのです。




エンジニア業界の今

では実際にエンジニア業界での需要というのはどうなんでしょうか?



筆者がフリーランスとなってから、早や15年が経過しますが、明らかに肌で感じるのが、数年前に比べて需要が増しているということです。




10数年前では、そこまでニーズはなかったと思います。というのも1つの案件が終わっても次がなかなか決まらないという状況もあったからです。




しかし、近年では、案件自体の数が確実に増加しているのだと実感します。これは筆者が感じることです。ありがたいことに、ここ数年は仕事が途切れることはありません。




むしろ、同期間に掛け持ちして案件を抱えているような状態なのです。




実際に案件自体が増加している背景というのが、社会全体が本格的なデジタル化により一層進んでいるという傾向があります。




皆さんが普段何気なく生活している以上にデジタル化は様々な面で進んでいます。スマートフォンの普及、電子決済の普及、お店でのセルフレジの導入、また飲食店などでは配膳ロボットの活用など自動化、無人化というのが様々な面で進んでいるのです。




これらに関わる仕事をこなすのは、様々なエンジニアなわけです。一言でエンジニアと言っても、ハードよりのエンジニアとソフトよりエンジニアがいます。




その中間のミドルウェアのエンジニアも、もちろん存在するのですが、様々な得意分野のあるエンジニアが少しずつ関わり協力して、今のこのシステマティックな世の中を構築しているのです。




自動化、無人化が進んでいるのは日本が抱える社会構造の変化による影響も大いに及ぼしています。少子高齢化という社会問題により労働人口の減少ということが要因であります。各企業では、それをリカバリしようとし業務の効率化、自動化、無人化を推し進めているというわけです。




そのためにエンジニアのニーズが増加しているのです。人が徐々に少なくなることを見込み、様々なエンジニアのニーズが反比例し増加しているのです。




ではエンジニアの需要に対して、供給は追いついているのかと言えば、全く追いついていないのが現状です。人材不足に悩んでいるのは、どこの業界も同じなのですが、IT業界も全く同じで人が足りていません。




筆者自身も某大手企業のプロジェクトにて採用担当となった際にも、メンバーの充足には、かなり手間取った経験があるからです。すぐにでも、即戦力となる人材が必要でしたが、結局、良い人材が見つからず、自らが2人分の作業を行うことになり、死ぬほど稼働せざるをえなかったという苦い経験があります。




ただ単に誰でもいいからよいということではなく、実際に現場で求められているのは、「できるエンジニア」なのです。決められた工数、予算においてしっかりと結果を出してくれるエンジニアが求められているのです。



が、しかし、そんなパーフェクトな人材というのは、それほど多くはありませんし、ましてやパッと見つかるわけではないのです。




各企業としては、やりたいことは実に多くあるものの、それを実現できるエンジニアが足りていないということが実情なのです。




またこれまで筆者が参画したプロジェクトの傾向として、日本人エンジニアより中国人エンジニアのほうが多くなっているということです。




これは単純に中国人エンジニアのほうが多いということと、単価的に安くて済むということがあります。案件によっては、業務まるごと中国企業に丸投げするなんていう企業も実際には多いのです。





フリーランスのエンジニアとして働くには?

では、実際に"フリーランス"のエンジニアとして働くためには、どうすればよいのでしょうか?




結論から言えば、誰でもフリーランスエンジニアになることは可能です。




もちろんITエンジニアというと、プログラミング言語や論理的思考回路など様々な知識やスキルが必要となりますが、エンジニアとして仕事をするには特に免許は資格は必要ありません。




要はできるかできないかになります。日進月歩という言葉も既に死後になりつつありますが、変化の激しい世の中において、ITの世界では、その何歩も先を進んでいるのですから、自ら新しい知識を身につけていく必要があるのです。




例えば、医師や弁護士、会計士のように様々な士業は資格がなければ仕事をすることはできません。それに比べてITエンジニアとして仕事をするには、資格はいりません。




しかし、問題なのは仕事がとれるかどうかということになります。




フリーの立場ですから自ら、仕事を獲得していく必要があります。逆に言えば、エンジニアとして仕事が取れさえすれば、あなたはフリーランスのエンジニアと堂々と言えるのです。




実際にフリーランスエンジニアの定義は非常に曖昧です。「自称●●」というのと全く同じです。




考えようによっては、フリーランスもフリーターも感覚的にはあまり変わらないのではないでしょうか。




どちらの場合にも"フリー=自由"であることには、変わりはありません。自由というのは、ある意味、不自由でもあり、実は何かと制限があります。というより、むしろ自らがルールを設けて仕事をしていく必要があります。




まだまだフリーランスエンジニアの実態については、書き足りませんが、次の機会にしたいと思います。


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