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【銀髪巨乳メイドがメインヒロイン】ライアー・ライアー 小説1巻 感想
はじめまして、シノと申します。ライアー・ライアー1巻の感想を書いていきます。タイトルにある通り銀髪巨乳メイドという字面に心躍った方であれば非常にお勧めできる作品です。
まず、この小説に興味を持った理由なんですけど、2023年9月現在TVアニメが放送されているから!、、、ではなく、7月に行われたフィギュア・ガレージキットの祭典「ワンダーフェスティバル」にてこちらのフィギュアに一目ぼれしたからなんです。
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そして小説の表紙を見てkonomi(きのこのみ)先生が描くかわいいキャラに興味を持ったから読んでみよう!となったわけです。
あらすじ
学生同士がランクを決める決闘(ゲーム)を繰り広げる学園島(アカデミー)。俺、篠原緋呂斗(しのはらひろと)は国内最難関の学園島編入試験で歴代トップの成績を叩き出し、昨年度の絶対王者・彩園寺更紗(さいおんじさらさ)を転校初日で陥落させ、学園島史上最速で頂点に君臨する“7ツ星(セブンスター)”に成り上がった。
――ああ、もちろん、そんなのは全部嘘だ。
大事をやらかした俺が学園島で目的を果たすためには、嘘でもトップに君臨し続けなきゃいけない。そのためならば、俺を主人として補佐する美少女メイド姫路(ひめじ)のイカサマも、実は偽お嬢様だった彩園寺との共犯関係も何でも使ってやる。じゃあ、世界を制する嘘を始めよう。
キーワードは「学園」「ラブコメ」「戦略・頭脳」
とある理由で学園島最強で居続けなければならなくなった主人公が、イカサマとちょっとの機転を使って無双していくって感じです。
ざっくり主要キャラ紹介
篠原緋呂斗(しのはら ひろと)【学園島最強】
等級:7ッ星。英明学園2年生。幼馴染と再会するために学園島に編入。とりたてて取柄はない能力は最低クラスのラノベの王道主人公。編入直後に当時学園島最強の更紗との決闘に運のみで勝利してしまう。能力最低であることを隠し偽りの学園島最強として、唯一持った演技力ととっさの機転を頼りにイカサマを使い勝ち抜いていく。
姫路白雪(ひめじ しらゆき)
等級:4ツ星。巨乳で銀髪で家事万能でスーパー美少女。緋呂斗が通う学園の学園長から派遣され同棲住み込みで働く。イカサマ組織「カンパニー」のリーダーで緋呂斗をサポートする。
彩園寺更紗(さいおんじ さらさ)【女帝】
等級:6ツ星。赤髪ロングのいじっぱり系ヒロイン。学園島の元最強。転校初日の緋呂斗に決闘で敗れる。実は彩園寺更紗の影武者であり、正体がばれないように緋呂斗と共闘するようになる。
久我崎 晴嵐(くがさき せいらん)【不死鳥】
等級ランク:5ツ星。1巻の敵。中二病的言動のあるちょっと痛いキャラ。最強であった更紗に心酔しており、更紗に勝利した緋呂斗に対して敵対意識を持つ。
感想
良かったところ
イラスト(表紙・挿絵)のクオリティが素晴らしい。キャラクターの魅力を存分に引き出したイラストは作品の魅力を底上げしています。
白雪の設定が最強(魅力的な意味で)。まず前提として、銀髪で巨乳で家庭的でちょっと毒舌なメイドさんが嫌いな人はいませんよね。設定を盛りに盛った彼女ですが、主人公とのラブコメ要素はまだ少ないです。今後いろんな白雪が見れることを考えると続巻を読まない選択肢はありません。
学園×ラブコメ×戦略・頭脳モノというジャンル。大人気ラノベ「よう実(ようこそ実力至上主義の教室へ)」と似たようなジャンルかなと思います。個人的には異世界転生のようなファンタジーものよりも、このようなある程度現実に即した物語のほうが好きなためこの点は楽しく読めました。
個人的に合わなかったところ
ことあるごとに決闘(ゲーム)をするのですが、毎回内容が異なりその内容を長々と説明されます(数ページにわたり文字だけの説明で図解などはなし)。ルールが複雑なものも多いのと(私に理解力がないと言われればそれまでですが、、、)、個人的にこのゲーム自体に面白みを感じないのでゲームパートが割と苦痛です。
キャラはゲームに「アビリティ」という能力を持ち込めるのですが、展開に都合の良いなんでもアリのものばかりのため、ご都合主義の連続で正直冷めます。自由度が高すぎるのですね。ストーリーが一辺倒にならないために必要だとは思うのですが、、、。
対久我崎戦において、うまいこと口車に乗せて久我崎を自滅させたみたいな感じだったのですが、ゲームの内容は圧倒的に負けていたおり、「主人公すげ~」感が全くなかったので個人的には全然すっきりしなかったですね。
最後に
ここまで言っておいて続巻も読み続けています( ´∀` )。
なんだかんだ女の子はかわいいし、巻が進むごとにキャラが増えて面白くなってきていますね。今後の展開に期待します!
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。