森恒夫の銃と兵士の相互成長論

共産主義者同盟赤軍派出身・連合赤軍委員長の森恒夫が山岳ベースにて提供したものを書き起こしました。



今、お前の持っている銃は、もとは、鉄砲店にかざられ、その後、レジャーで鳥を撃つのに使われていた死んだ銃でしかなかった。しかし、それがひとたび我々の手に奪取されるや否や、この死んだ銃は成長し始め、奪取された銃となった。しかし、お前がその銃を単に武器として持っているだけならば、この成長は止まってしまうが、それを使って殲滅戦を開始せんとすれば、お前は殲滅戦を担う革命戦士として飛躍し、それとともにお前の持っている銃も殲滅戦の銃へと飛躍するのだ。銃がお前を変えるのではなく、お前が銃を変えるのだ。そのためには、お前自身が殲滅戦を担いうる革命戦士へと飛躍する必要があるのだ。だから、総括できれば、銃はだんだん重くなってくるはずだ。

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