【ざっくり映画紹介】『プラットフォーム』【その3ムキムキチワワ】
元ネタの記事
*注意:このざっくり劇場は過去に記事にした『プラットフォーム』という映画をざっくり紹介しており、本編と内容は乖離があります。
ベルシュタイン「なんでみんな食べてしまいますのぉ~」(泣)
ベルシュタインが食事に『ベルの素』という猛毒を仕込んだことにより、下の階の人間は全滅してしまった。
また補充要員が入れられるみたいだが。
門平「何層あるんだここは?」
ベルシュタイン「200層はありますわよ。はあ~」(体育座り)
美雪「言ったでしょ? ここにはクズしかいないって。私がなんでここにきたかわかる?」(縄で体を縛られ正座させられている)
門平「なんでなんだ?」
美雪「ラーメンが食べたいからよ! だけどね! いつも一番上の第1層のやつが全部食べてるの! 明らかだわ!」(鼻水と涙を流して泣く)
門平「近所のラーメン屋行けよ。泣くまでのことか?」
萌美「兄貴に、姉貴! わしゃなんでもくえればええけぇのぉ! なんでここにきたのかは記憶にないんじゃ! がははっ!」(ベルの素の猛毒の影響で、ムキムキのオッサンになり、妖精の服が破けて肌黒い筋肉が見えている)
門平「なんで広島弁? 極道かよ」(萌美のかわいさが消えて癒やしがなくなっている)
美雪「私の肉体は食べ物であり、私の血は飲み物である」(ちょっとカッコいいこと言ってみた)
萌美「えっ? 姉貴? 食ってええんか?」(ごきゅり)
美雪「あっ、いや、冗談よ萌美ちゃん。アーメン」(後悔した)
1ヶ月後、今度は『第6層』になる。
門平「なあ」(ベルシュタインのとなりに移動)
ベルシュタイン「何よ?」
門平「下におりないか?」
ベルシュタイン「どういう意味?」
門平「下に降りながら、食べ物をみんなに分け与えるんだ。使える物を武器にして」
ベルシュタイン「なんで急にそんな聖人みたいなことを」
門平「見ろ」
美雪「ぐごー! うしゃしゃしゃしゃしゃ!!」(体を縛られながら寝ている)
萌美「…………」(目を開けたまま寝ている)
門平「萌美ちゃんがムキムキのまま戻らない。美雪を見ている目が、どう考えても、『餌』を見ている目だ。このままだと俺たちは食われるかもしれない。みんなに食事を与えつつ、争わず、下に降りてこの仕組みを壊すんだ」
ベルシュタイン「・・・そうね。私もここに来ると言ってしまった以上。出ることもできないしね」
門平「計算してた。たぶん250層ある」
ベルシュタイン「そのあとはどうするのよ?」
門平「台に乗ったまま上にあがればいい」
ベルシュタイン「なるほど。のりましたわ!」
次の日。
門平「ほら。これで自由に動けるだろ?」(美雪の縄をといてやる)
美雪「どうしたの? ラーメン食べさせてくれるの?」
門平「いや、それは近所のラーメン屋にいけ」(ベッドを解体して武器の棒を作る)
萌美「姉貴、これからどうするんじゃ?」(まだムキムキのまま)
ベルシュタイン「――下に行きますのよ」(頭にハチマキをして戦闘モードになる)