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Suosikkisi Meeting Record


Moi!
こんにちは、moeです。

Vappu(5月1日、フィンランドのメーデー)もとうに過ぎて、
季節は夏へと、どんどん向かっている気配ですね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

Noteではメンバーが、それぞれSuosikkisiなエピソードを記していますが、
ミーティングの時の様子なども、ちょこちょこ書いていこうと思います。

今回はそれぞれ大型連休や、プライベートな予定も続き、久しぶりのミーティングとなりました。

「久しぶりですね、楽しい時間にしましょうね~」
とLINEでやりとりした後、集まりました。


今回の話の中心は、「ワッペンとつなぎ」

フィンランドのVappuは、学生さんたちがお揃いのつなぎを着て、
たっくさんのワッペンやシールを、これでもか!とつなぎに貼り、
ティッパレイパなどお祝いのスイーツなど頂きながら、
わいわいがやがやとお祝いをする日です。
詳しくはこちらへ。


その、ワッペンとつなぎについてでした。

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可愛い!

いやいや、なんのこっちゃですよね(笑)


私たちのミーティングは、だいたい前半にフィンランド話に花を咲かせて、
後半に真剣な会議をします。
この前半は、親睦会のような意味合いも強くて、とってもとっても大切にしている時間です。

ワッペン

「Vappuのつなぎを着たい」と誰かが言いました。
すると他の誰かが「ワッペンて現地の人は、どんなの付けてるのかな?」と続きます。

どこで買うのかな?
毎年違うもの付けるのかな?
フィンランドの人のワッペンの好みってどんなのかな?
私達ならどんなの付けたいかな?

フィンランド好きが集まると、
こんなふうに誰かの一言で、興味があっという間に湧きあがり、
疑問がいとも簡単に浮かんでいきます。

楽〇さんで検索すると、国旗、ククサ(白樺から作られた伝統工芸品)、ムーミンのワッペンが出てきました。

可愛い。けれど困ったことに、種類が少ない・・・。

世のワッペンメーカーさま、
これでは私たちのフィンランド愛は全くもって、満たされません。

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「じゃあ、どんなデザイン作ります?」

愛とは、こんなにも容易く人を動かしてしまうのですね。

無ければ作ればよいのです。
自分のことは自分で満たす。
フィンランド愛の自給自足です。
鳴かぬなら、鳴かせて見せよう、ほととぎす(使い方きっと違う)

そしてこの先どんな困難があろうとも、SISUの精神で乗り越えて見せよう・・・!


それならと、候補を挙げてみました。

ビールのカルフ(熊)マーク、スニーカーのカルフマーク、Kスーパーマーケットのロゴ、Fazerのマリアンネのデザイン、サルミアッキのパッケージ、トラムの車両、乳製品のメーカーVarioのロゴ、シナモンロール、サーモン、Suosikkisiのデザインも、etc・・・。

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ザ・フィンランドともいえるものから、フィンランド好きじゃなきゃ見向きもしないでしょうというものまで、どんどん出てきました。

ワッペンになったら、可愛いと思いませんか?

「権利問題とか大丈夫かな。」
「個人で楽しむだけなら、おそらく大丈夫ですよ。」
「他にもいっぱい、探せば素敵なもの出てきそう。」

愛とワクワクと創作意欲が、順調に温まっております。


つなぎ

待望のつなぎの話題に入っていきます。

こちらはまた楽〇さんで検索すると、カラーバリエーション豊かなたくさんのつなぎが、お買い得価格で出てきました!

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いま世の中では、「つなぎ女子」という言葉が存在しているほどですから、女性のニーズが多いのでしょう。だからこんなにカラフル♡

そしてやっぱり、インスタで「Vappu」とフィンランドの様子を検索してみても、カラフルなつなぎを美しいフィンランド人女性たちが着こなしています。

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学生さんのノリって、どこの国もとにかく楽しそうですね!

つなぎの上半身部分は脱いで腰に巻き、トップスはシンプルな白Tシャツや、可愛いレースのカットソー、その上には黒い革ジャンやショートのダウンジャケットなど、コーディネートを楽しんでいます。

私たちもれっきとした女性ですので、ファッション性は大切にしたいところ。
本場っぽくダボっと着るorジャストサイズで着るなど、サイズ感も気になります。
皆さんなら、どんなサイズ感やカラーでコーディネートしますか?


帽子

最後の仕上げは、帽子です。
白と黒のコントラストが爽やかな、Vappuの象徴のひとつです。
この帽子だけでも欲しくなってしまうのが、フィンランド・ファン心というものではないでしょうか。

Vappu帽子


厳選したつなぎに、こだわりのワッペンを付けて、帽子をかぶる。
右手にはムンッキ(シマでも可)、左手には風船。
完璧なまでに、春のフィンランドを体感できるでしょう。


しかしここまで来て、問題が起きます。


で、どこで着る?


しまった、全くの盲点でした。


急に街中にこんな集団が現れたら、変な人たちと思われるかも・・・!
社会常識とフィンランド愛のせめぎ合い。
シャイで奥ゆかしい私達には、変人扱いだなんて、考えただけでもあまりに辛すぎる状況!!
でも着たい。


許されるのは、一体どこ・・・??


しかし、こういうときのフィンランド・ファンの頭の回転は、速い。


―――――そうだ!ムーミンバレーパーク、メッツァがある・・・!


スナフキンのコスプレが許されるんだもの、Vappuスタイルだって有りでしょう!!
Yessss!!
これで来年のGWに向けて、準備していけそうですね!!


愛が勝利した瞬間、zoom上に広がる歓喜。

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そう、フィンランド人に限らず誰しもがもつと言われている、SISUの精神を持ってすれば、問題は解決できるのです。
もうお気づきですか?
これを読んでくださっている、あなたにも、SISUはあるのです。

こうして熱を帯びた土曜日の夜は、更けていくのでした。



最後までフザけてすみません・・・(笑)


そしてこの日は、ミーティングらしいミーティングはせず、
私たちは笑顔と愛に満たされて、Zoomを閉じました。

ミーティングしなかったね

普段はちゃんと話し合いしてますので、ご安心くださいvv


でもこんなふうにミーティングは毎回、フィンランド愛をチャージする楽しい時間となっています。


誰の得になるのか分かりませんが、つなぎが完成したら、ご報告します。
こんな私たちと、一緒に作りたい、という方ももしいらっしゃいましたら、
こちらにコメントや、SNSでダイレクトメッセージ下さい。
フィンランド愛をシェアしながら製作いたしましょう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Kiitos!!


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