
10連休総括
今回、最大の目的は、とにかく、予定を入れずに休む。
その意味では、十分に堪能できたと思います。
(TOP写真はこの連休中に散歩に行った、新宿御苑です)
まぁ、言いたいことは山ほどありますよ。
みんなに有休を法規定通りに自由に取らせ、みんながそれぞれの都合で自分の取りたい時に交代で休みを取ることができれば、国中が一斉に10連休なんてアホなことをやらなくて済むんですよね。そうすれば、有給として取るのだから、「10日間も仕事ができないから給料が減る!」という悲鳴も上がらない。加えて、「ほれほれ、祝日をくれてやるぞ。ありがたく思え、一般庶民どもよ」と、恩着せがましく偉そうに振る舞う政治家もいなくて済む。
何ごとにつけ、みんな一緒にしか動けない日本人がいけないんですけどね(笑)
私は、まぁそれでもブラック気味の零細企業ではあるけれど、いろんな事情があって、それなりに、最低限、嘘をつけば(笑)、有給は取れる会社にいます。
わがまま放題に転職を繰り返してきた身としては、50前にしてやっとたどり着いた、初めての、まともに休め、少ないけれど何とか生活には困らないレベルの給料がもらえる会社です。
正直、私の給料だけでは困るところですが、嫁さんが私よりも稼いでくれていて、子供もいないという事情もあって、当座の生活には困りません。
これまで本当に、とことんブラックな環境で、メチャクチャな働き方を強いられたこともあり、正直、もうこれ以上、会社に「奉仕」するつもりは毛頭ありません。
そもそも、そのことを認識したからこそ移住を企図しているのですが、もうこれ以上、24時間働く気はないのです。8時間労働で、有給休暇を消化でき、病気で休んでも有給を消費しない、そういう生活を前提に人生を考えていくつもりなのです。
当然ですが、自分が24時間働いてきたからといって、他人にそれを強要するつもりもありません。「俺もこれだけ働いたんだ、お前も24時間働け!」なんて、バカみたいに不幸を再生産することには絶対に荷担しません。
自分がやってきてイヤだったことを、なんで人にもやらせないといけないんですか。意味がわかりません。
私は元々、余暇があったらやりたいことは山ほどある人間です。そうでなくても、休日の予定は、いつもいっぱいです。だからこそ今回は、できるだけ予定を入れない。ゆったりした気持ちで、贅沢に時間がある中で、自分が何をするかを自分に問うて、試してみよう。
いろんなことができました。10連休には、満足しています。
散歩、友達と会う、家事大掃除片付け、通勤用バイクの整備、映画を観る、NBAの試合を生で観る、美味しいものを食べる、SNSやブログ環境の整理。
時間に余裕がないと、なかなか思いつけないことができました。
10連休前の週末に行ったカンボジアでも、実は同じことを考えていたのですが。とにかく、ゆったりしよう。本当に休んで、リフレッシュに使おう。観光旅行だからとあくせく予定を詰め込むことはしない。
つまり、本当にリフレッシュして、仕事のクオリティを上げようということです。
欧米の8時間労働、有給休暇、高い生産性が成立することには、そういう理由があるのではないかと推測したのです。しっかり休んで、自分のパフォーマンスを高く保ち、仕事をするときは短時間で集中して、高い効率で働く。だらだら、無駄に長く働いているから、生産性が上がらないのではないか。
まぁ、しょせん、行ってない状態で推測してやっていることですから、実際の現場との違いはあるだろうとは思います。でも、労働時間を短くするなら、そこで集中できる状態を自分に作っておくことは無駄ではなかろうと思ったので。今までより短い時間で高い(あるいは、同じ)給料をもらおうというのですから。
行ってみたら思ったのと違った、なんてのは覚悟してますが(笑)
あと1日。明後日から仕事ですから、そこで十分に動けるように、明日は、敢えて、やることを少し多めに詰め込んで、自分の処理タスクを上げるように考えています。
10連休、十分に休ませてもらったのだから、最後の1日くらい、仕事に向けて自分の状態を整えておいても、罰は当たらんでしょう(笑)
実際に仕事をするわけじゃないので、私も、そういう1日を過ごすくらいは、特に文句はないです。日本人ですし(笑)
いいなと思ったら応援しよう!
