2020.12.24、REAL is here.

メリークリスマスな世界、僕は起きてからずっと小説を書いていた。夕方に筋トレをして買い物に出かけたら、たくさんのカップルがいた。プロテインと1200円の牛肉を買った。実家からクリスマス祝いが届いたので感謝の電話をしたら「今年のイヴもまた一人なの?」と言われて電話は終わった。肉を焼き、喰らった。かなり美味しくできたのに、なぜか虚しい。思えばイブとか関係なく今日はずっとプロット考えたり小説書いてたりしていた。そんな通常営業の平日だったのに、夜になって無理やりカップルたちと同じように祝うためにステーキを作ったから虚しさに襲われたのだ。それなら素直に鶏むね肉を食べていればよかった。今日はトレーニングも再開できたいい日なのだから。なぜカップルたちに合わせなくてはならないのか。

 食後、ノリアキのライブを見た。新曲というサプライズもさることながら、明らかに歌唱に安定感が出ており、元々曲と歌詞は神レベルにいいのでマジで泣いてしまった。これが、これこそがリアルである。「だれかおれをすきになれ」は一番好きな曲なのだが、3回くらいやってくれてマジで嬉しかった。同曲でとりわけ好きな歌詞を挙げると「おれは死んじまったヤドカリに祈った ドントレットミークライ」「魂が燃え尽きて灰になるまで夜と踊った」「傷だらけのマッチ棒 スカンジナビアの夢 why don't you love me」「胸の傷がしとどに疼くだけだがや(夢の中でも偽るだけだから)」「夜明け前のバスに乗り込み片手で鶴を折った」「湿った暁のロード シベリアの導火線」などである。みんなも聴いてね。

 その後はぺこらとスバルを平行して見て、ゲーマーズに癒やされた。これから、かなココオフコラボを見ながら絵を描いて寝るつもりである。クリスマスでみんな気合い入ってるなぁと思う。僕にサンタはこないだろうけれど、もっといい明日はきっと来る。そう願って寝よう(いきなりなに?)。目覚めたら靴下に死んだ蟹と200億円が入っていますように。

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